Sandwichは”Sanga”、大工は”Brickie”(Bricklayerの省略) 、”フットボール用語”で紹介した”Speccie”のように、オーストラリアでは名前、名字、名詞などあらゆる言葉を略すのが得意だと思います。
ほかの英語圏の国でも言葉を略しますが、オーストラリア人ほど言葉を短縮することはなく、正にオージー・イングリッシュの特徴だといえるでしょう。
言葉を略すという点では、日本語と似ていると思います。日本語は一般的に、四つの音節に略し、キムタク、コンビニ、ジャパレス、パソコンなど言葉を短縮することが多いと思います。
一方、オーストラリアでは様々な略し方があり、その中でも、最も使われているのは”~O”です。
国の環境、文化、歴史と共に発達する言語はオーストラリアの場合、暑い環境と先駆者らしい「明日はきっと大丈夫だ!」(”She’ll be right”意識)の二つの影響で現在のリラックスした、簡潔的な英語になったと思います。
“O”は、単語を短縮するとき、その主語に対する親しさを表すために使います。とくに男性の名前をいう際、名前次第ですが、”O”を付けるのはいいと思います。
たとえば、”I’m going round to see Johnno tonight”は”I’m going round to see John tonight”より親しく、「Johnは本当に親しい友人だ」というニュアンスがあります。残念ながら、法則のようなものはなく、どんな名前に”O”をつけられるかどうかわからない場合もあります。
一般的にNick-o、John-o、Dave-o、Steve-oなど、トラディショナルな名前に付けることが多いです。
名字にも付けられ、元オーストラリアン・アイドルの批評家Ian Dicksonは”Dicko”、ラジオ局のTriple MのMatt Parkinsonは”Parko”と呼ばれ、上記のように短縮できます。もちろん、”O”を付けない場合もありますが、そのときは、一般的に”~ie”や”~ey”を使います。
有名なロックシンガーのJimmy Barnesは”Barnsey”、NOVA FMのDJのDave Hughesは”Hughsey”と使ってみては。
職業名にもよく使われ、社会に深く関わっている職業に”O”をつけます。
ジャーナリストはJourno、ごみ収集人はGarbo、牛乳配達人はMilko、救急車乗務員はAmbo など、”You can’t trust Journos!”のような発言を時々耳にするでしょう。
場所をいうときにも”O”を使って短縮することができます。
ガソリンスタンドはServo, 酒類販売店はBottle-O(Bottle Shopの省略)など。”I need to stop off at the servo on the way back and fill-up”というようなフレーズを聞きいたことはありませんか?
他の連係のない名詞にも”O”が付けられ、Arvo(afternoon)、Aggro(aggressive)、 Unco(uncoordinated-どじ)、昔からAustralian社会にとって大問題の”Smoko”(タバコを吸うためだけの勝手にとる休憩時間)という言葉があり、この単語さえマスターしたら本格的なオージーです!
最後に、またフレンドリー感を伝えるために、ちょっと古くさいですが”Right”や”Good”にも”O”が使えます。”Right-o”(「OKです!」や「なるほど」)や”Good-o”(よろしい)という意味で、これらを返事として使えば、よりフレンドリーな会話ができるはず!
オーストラリアで見かけた面白日本語
前号までは面白い和製英語を紹介しましたが、今月はオージーが使っている面白い日本語を紹介したいと思います。
- ◆我が輩は変態である
- (Tシャツに書いてあったスローガン)
あ、そっ、そうっすか。教えてくださってありがとうございます! - ◆名言に最初の
- (男性の刺青)
最初の…何!?その先がどうしても知りたいんです! 悩ませないでください! - ◆円七
- (女性の刺青)
英語でも”Circle Seven”という言葉は無意味なのに、なぜ日本語で入れ墨したのでしょうか? 逆に読めば七円ですが、人間ってそんなに安い物ではないと思います。 - ◆痛い
- (男性の刺青)
この男性は息子が生まれ、彼への愛を表すためにこの刺青を入れました。一つの愛という意味で選びましたが、このような刺青になってしまいました。彼は現在、レーザーで刺青を消しているようです。まさに愛は痛いもの!? - ◆奇
- (大人気ポップ・アイドル、ブリトニー・スピアズの腹下部の刺青)
奇をミステリアスという意味だと思っていれた彼女。最近ニュースにたくさん出ていて、赤ちゃん問題をはじめ、少し変な生活を送っているらしいので、この刺青が合っているかもしれません。
