総領事館は、在留の日本人の安全確保と保護を第1の目的とし、政治、経済、その他の情報提供、収集を行なっています。また現地の方々に「日本」を知ってもらうための広報活動などを行なっているところです。お気軽にお問い合わせ、お立ち寄りください。
水難事故に関する注意
1.事案の概要
- 邦人女性(年齢60歳代)は、グリーン島においてシュノーケルで遊泳中に溺死した。
- 邦人男性(年齢20歳代)は、ミコルマスケイにおいてスキューバダイビング中にパニックに陥り、空気塞栓症により意識不明の重体となった。
- 邦人女性(年齢30歳代)は、レイディーエリオット島においてスキューバダイビング中に、気圧性肺障害等により溺死した。
- 邦人男性(年齢30歳代)は、グリーン島においてシュノーケルで遊泳中に溺死した。
- 邦人男性(年齢60歳代)は、ケアンズに近いヘイスティングリーフにおいてスキューバダイビング中に意識不明となり死亡した。
2.注意事項
邦人の観光客が遊泳中やダイビング中に死亡する事案が発生しています。水難事故は、いったん起きると必ず重大な結果になることを認識し、事故防止のため以下の事項に注意してください。
- 飲酒後、体調が悪い時、日没後の遊泳、ダイビングは絶対にしないでください。
- ダイビングは、単独で行うことを避け、熟練したインストラクターの指導の下で行い、その指示を確実に守ってください。
- シュノーケルは誰もが気軽に楽しめる一方で、器具の使用方法を熟知せずに海に入るのは危険です。使用方法をよく確認してから海に入ってください。
- 遊泳前にビーチやその周辺に立てられた注意標識の内容を確認してください。
- 安全と思われる場所でも、不用意に深い場所で遊泳することは避けてください。
誘拐事件を偽装した振り込め詐欺事件に関する注意
1.事件の概要
平成17年(2005年)1月26日(水)午前9時半頃、ケアンズを観光している日本人女性(年齢20歳代)の日本に在住する家族(両親)あてに電話がありました。
はじめに「お母さん、助けて。お父さん、助けて。」と被害者の長女を演じる女の被疑者が泣きながら助けを求め、電話に出た父親が長女本人かどうかを確かめる暇もなく、続いて標準語を話すヤクザの様な口調の男が、「お宅の娘に車をぶつけられたんで、誘拐して車で連れ回している。200万円払え。」と脅迫しました。父親が、「そんな金ない。」と言うと、男は「親分に相談する。」と言って電話を切り、再度電話をかけ、「50万でいい。」と要求し、現金振込先の東京都内に所在する金融機関名と口座番号を指定しました。心配した家族は、被疑者の指示に従い、50万円を指定された口座に送金しました。
被害を受けた家族とケアンズを旅行中の長女との連絡が取れ、無事に旅行していることが確認されたのは、同日午後4時頃でした。
2.被害防止のための注意事項
振り込め詐欺に対する国内での取締りや金融機関の防犯体制が強化されていること等もあり、本件のように海外に滞在する日本人またはその家族を狙った事件が増加することも予想されます。従って、振り込め詐欺は決して他人事ではなく、自分自身に対しても起きる可能性があることを認識し、以下の事項に注意してください。
- 「振り込め」の要求があった場合には、即座に現金を支払うことを避ける。
- 誘拐が事実であっても、あるいは誘拐に見せかけた詐欺であっても、相手は組織的、計画的に犯行に及んでいるため、一家族で対応するのは困難です。警察、当総領事館に通報、相談することを勧めます。日本の警察には、誘拐、恐喝、詐欺等罪種ごとに専門に捜査している部署(係)があり、相談をすれば、有効な助言を得ることが期待できます。
- 海外で滞在、旅行する場合、予め緊急連絡先、宿泊先の所在地や電話番号、旅程等を家族に知らせておき、滞在先、旅程等が変わった場合にはその都度家族に知らせる。
- 3ヶ月以上滞在する場合には在留届を提出し、記載内容に変更があった場合、帰国する際には必ず連絡する。
在留届の提出は、旅券法第16条及び同施行規則第12条に規定された旅券名義人の義務です。当地に3ヶ月以上滞在する場合には、必ず在留届を提出してください。住所その他に変更があった場合や帰国時にも届け出が必要です。 また、最近では、日本に在住する家族が、在留邦人の方々の安否、所在確認を当館に依頼するケースが増えていますが、在留届の提出がないとこのような依頼や照会に対応することが非常に困難となります。
当総領事館では、日本人が関係した事件事故に関する情報を必要としています。特に事件の被害に遭った方からは、電話やEメールでも結構ですから連絡をいただきたく、ご協力をお願いいたします。
- (事件事故担当)領事菅原までご連絡ください。
- 17F, Comalco Place, 12 Creek St, Brisbane
- Tel:07-3221-5188 (担当 菅原領事)
- Email(事件事故専用):security1@magna.com.au
