1.事案の概要
(1)平成16年4月17日午後、永住者の邦人女性(年齢30歳代)は、外出中ブリスベン市内の自宅から、現金、旅券などを窃取された。
(2)平成16年5月30日昼から夕方頃、ワーキングホリデーでゴールドコーストに滞在中の邦人男性(年齢20歳代)は、ホストファミリーと外出中、自室内の施錠したスーツケースに保管していた財布を窃取された。
(3)平成16年7月27日昼、ワーキングホリデーでゴールドコーストに滞在中の邦人男性及び邦人女性(年齢20歳代)は、勤務先での仕事のため外出中、現金、旅券、クレジットカードなどを窃取された。
(4)平成16年8月13日深夜、学生としてブリスベンに在住する邦人女性(年齢20歳代)は、外出中、現金、カメラ、旅券などを窃取された。
(5)平成16年8月29日深夜から同30日未明頃、学生としてブリスベンに在住する邦人女性(年齢20歳代)は、外出中滞在先のホストファミリーの部屋から旅券、電子辞書、衣類などを窃取された。
(6)平成16年9月24日未明、旅行中の邦人男性(年齢40歳代)は、ゴールドコースト市内のホテル室内で就寝中、現金、旅券、クレジットカードなどを窃取された。
2.注意事項
上記の被害事件は、被害者の住居あるいは宿舎(ホテル)に犯人が侵入して金品を窃取された、いわゆる侵入窃盗事件です。これらの被害事件に共通する防犯対策としては、どれも非常に基本的なことですが、以下のような注意が必要となります。
(1)夜間だけではなく日中にも窃盗事件が多発していることを認識し、出入口、窓には必ず固定された防犯用網戸かグリッドを設置する。
(2)独立家屋の場合は、敷地内への侵入を物理的、心理的に防ぐため塀やフェンスを設置する。
(3)庭には照明装置を設備し、犯人が身を潜める暗がりを作らないようにする。樹木や背が高い雑草は、日頃から手入れをしておき、室内から庭全体が見渡せるようにする。
(4)在宅中でも施錠する習慣をつけておく。鍵が壊れた場合には直ちに新たな鍵を設備する。
(5)合鍵を住居の外に隠しておかない。
(6)防犯に関してはホストファミリーに全面的に依存せず、部屋の鍵、貴重品等は自分で管理する。
(7)宿泊するホテルは、立地条件や警備、防犯体制を自分の目で直接確認し、料金が安い宿泊施設は可能な限り避ける。
