事件事故防止情報 - 在メルボルン日本国総領事館 - Dengon Net

事件事故防止情報

2006-09-07

1.航空機爆破テロ計画に対する警戒強化

航空機爆破テロ計画の発覚に伴い、英国政府は8月10日、テロ危険度を「深刻(severe)」から最高度の「危機(critical)」に引き上げましたが、14日、再び「深刻(severe)」に引き下げました。

また、米国政府も、英国から米国へ向かう民間航空機に対する警戒レベルを最高度の「レッド(severe)」から一段階下の「オレンジ(high)」に引き下げ、全ての国際・国内線の警戒レベルが「オレンジ(high)」となっています。

しかしながら、米国では、英国から米国へ向かう民間航空機についは通常の「オレンジ(high)」以上の措置がとられるなど、各国の空港では引き続き警備が強化されていることから、航空機への搭乗を予定されている方は、常に最新の運行状況などを把握した上で、十分な時間的余裕をもって空港に向かってください。

2.テロ事件に巻き込まれないための予防策と対処法

豪州政府によるテロ警戒レベル(Alert Level)は、(1)Low、(2)Medium、(3)High、(4)Extremeの4段階あり、8月15日現在、(2)Medium(テロ攻撃が、発生する可能性があります)の警戒レベルです。

現在、豪州国内は具体的なテロ攻撃の危険性は高くありませんが、中東や周辺諸国の情勢などを考えると、テロ事件の発生がないともいえません。豪州国内はもちろん、他国へ旅行に出かけた際などにテロ事件に巻き込まれないための予防策と対処法として、以下の点を参考にしてください。

(1) 予防策

テロ事件の発生を予測することは難しく、防ぎようがないように思われますが、テロ事件の発生場所、時間帯などには「傾向」があります。それを知るだけでも、事件に巻き込まれる可能性を下げることができます。また、運悪く巻き込まれても、行動の仕方によっては被害を最小限度に抑えることができます。

  • 危ない国・場所・時間帯を避ける
    テロ、武力衝突の多発する地域には決して旅行しない。また、一国の中でもテロの対象となる可能性の高い地域や施設があります。テロの可能性が考えられる国へ旅行する場合は、「海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp)」で渡航先の最新情勢を確認しましょう。
  • 用心を怠らない 目立たない直接の標的とならないために
  • 周囲の不審者・不審物に注意を払う大きな荷物、不自然な厚着など
  • 万が一に備える旅行中の連絡先や日程を家族などに伝える

(2) 対処法

万が一爆弾事件に遭遇してしまっても、パニックにおちいらず、被害をより小さく食い止めるよう努めることが重要です。爆発の規模、発生場所などによりその対応は様々ですが、大事な点は以下のとおりです。爆破事件に遭遇した場合は、必ず現地の日本大使館または総領事館に連絡することをお忘れなく。

爆発音を聞いたら

  • その場所に伏せる。
  • 机など丈夫な場所の下にもぐり込む。

事件現場に居合わせたら

  • 事件現場に近寄らない。二次的被害を 被る可能性があります。
  • 周りに注意しつつ事件現場から避難する。

建物等の下敷きになったら

  • 体力の温存に心掛ける。
  • 有害物質を吸い込まない。 -パイプなどを叩き居場所を伝える。

事件に遭遇したら

  • 大使館・総領事館に連絡する。

(3) 注意を要する場所

  • 外国関連施設・宗教施設
    国によっては、外国関連施設がテロの標的になっています。また、過去に宗教関連施設で爆発事件が発生しています。
  • **公共交通機関
    国・地域の治安事情に合わせて交通手段を選ぶ。周囲の状況に注意し、不審な人物・物がないかを確認する。
  • リゾート地・ホテル
    十分な安全対策をとっているホテルを選ぶ。ホテルの入り口、フロントなど、いろいろな人が簡単に立ち入ることができる場所にいる時間をできるだけ短くする。
  • 市場・繁華街・観光スポット
    多数の人が集まる場所はできるだけ避ける。ガラスを多く使用した建造物の周辺は通行しない。夜間、特に深夜の外出は控える。