事件事故 - 交通事故発生時の対応 - 在メルボルン日本国総領事館 - Dengon Net

事件事故 - 交通事故発生時の対応

2008-07-01

当地における自動車の運転に関しては、日本と同じ左側通行で交通ルールも一部を除いて大きな違いはなく、日本人にとっては比較的運転しやすい交通環境にあると言えます。しかし、細心の注意を払っていても交通事故の当事者となることもあります。

交通事故が発生した場合、次のようなことを参考に対応してください。

事故が発生した場合の措置

(1)初期措置

①車のエンジンを止め、ハザードライトを点灯する。

②けが人の有無を確認する。

③車を道路脇等の安全な場所に移動する。

(2)人身事故の場合

①緊急電話番号「000」に電話をし、救急車及び警察を呼ぶ。 オペレーターに交通事故であること、事故発生場所、けが人の数、自分の名前を伝える(日本語の通訳サービスを必要とする場合、オペレーターにその旨を告げればサービスを受けることができます)。

②対人賠償責任保険機関に人身事故のクレームの連絡をする。 この場合

  • 事故の見分を担当した警察官の氏名・所属警察署名
  • 事故車両の登録番号
  • 目撃者氏名
  • 銀行口座番号
  • 雇用状況

等の事項が必要となります。後は機関の指示に従ってください。

(3)物損事故の場合

①緊急電話番号「000」に電話をし、警察に事故の発生報告をする(ほとんどの場合、電話での報告のみとなります)。

②相手方に免許証の提示を求め、運転者の氏名・住所、電話番号、運転免許証番号、車のナンバー、車種、加入保険会社名、可能な場合は目撃者の氏名、住所を確認する。また、カメラを持っている場合は、事故状況の写真撮影をしておく。

③加入している対物賠償責任保険の保険会社に連絡し、手続きを行う。

(4)人身事故及び物損事故の場合 警察に連絡するとともに、対人賠償責任保険機関と任意に加入している対物賠償保険の保険会社に、それぞれ連絡する。

豪州における自動車保険の種類

豪州における自動車保険は、対人賠償責任保険(強制保険)、対物賠償責任保険(任意保険)、車両保険(任意保険)があります。

(1)対人賠償責任保険

日本の自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)であり、車両登録時に強制的かつ自動的に加入が行なわれる強制保険です。対人賠償責任保険は、この強制保険によってのみカバーされ、支払い限度額は無制限です。また、万一人身事故を起こしても強制保険の範囲以上に民事責任を追求されることはありません。

※対人賠償責任保険機関 VIC:TAC(Transport Accident Commission) Tel:1300 654 329(Web:www.tac.vic.gov.au) SA :MAC(Motor Accident Commission) Tel:137 331 (Web:www.mac.sa.gov.au/ctp_insurance) TAS:MAIB(Motor Accidents Insurance Board ) Tel: 006 224 or 03 6336 4800 (Web:www.maib.tas.gov.au)

(2)対物保険・車両保険

任意保険であり、それぞれが損害保険会社と契約しなければなりません。英語に自信のない方等は、日本語でのサービスが受けられる日系の損害保険会社をお勧めします。

安全運転を心掛ける

事故原因の多くは、脇見運転、前後方不注視、スピードの出し過ぎ、交差点・曲がり角での安全不確認による場合がほとんどです。自動車の運転で一番大切なのは、事故を起こさない、事故に遭わない安全運転を心掛けることです。

その為には、急ハンドル、急ブレーキ、急停車等、「急」の付く運転動作を避け、スピードを控え、常に前後、左右の車間距離を保ち、事故に繋がる危険を回避する防衛運転を励行することが大切です。また、タイヤの減り具合や空気圧をこまめにチェックし、タイヤが磨耗しているようであれば、スリップ防止の為にも早目に取り替える等、車両の定期的な点検も欠かさずに行なってください。