今月はシワや乾燥肌の直接の要因となる、ヒアルロン酸とコラーゲンのお話です。
ヒアルロン酸とコラーゲンはお肌のハリ・弾力の源、また関節、血管、髪の毛の材料にも必要不可欠なものです。皮膚はご存知のとおり、表皮と真皮から構成されています。健康な肌は、真皮の中にコラーゲンがスポンジ状のきれいな網目になっていて、その中にヒアルロン酸がすっぽり納まっている状態です。
加齢や紫外線の影響により繊維が硬くなり網目がくずれたり、水分を含みにくくなると、みずみずしさやハリを失い、シワやたるみができやすくなります。
ヒアルロン酸
お肌では、細胞に蓄えられている水分を包み込むスポンジの役割をします。関節では、骨と軟骨の隙間で滑りをよくする潤滑油の働きをします。ヒアルロン酸の数値を赤ちゃんのときを100%とすると、30代で50%、60代で20%に減少します。
コラーゲン
お肌では、水分を蓄え、細胞を支える網目の柱です。関節では、関節をつなぐ柔らかい軟骨のクッションです。コラーゲンの数値を赤ちゃんのときを100%とすると、30代で60%、60代で25%に減少します。
いずれも20代を過ぎると生成する力が衰えていくので、常に補給が必要です。
オーストラリアでは、コラーゲンやヒアルロン酸のサプリメント入手は困難ですが、食事から摂ることができます。体内に摂り入れるためには、ビタミンCの摂取は必須です。豚肉・鶏肉からのゼラチン質や魚のにごりなどの食品にも多く含まれているので、ロールキャベツなどビタミンCと蛋白質が同時に取れる料理をお勧めします。
日本ではヒアルロン酸の化粧品などがたいへん人気になっています。肌に塗っても保湿力は高まりますが、吸収されません。外側から塗るより、内側からの摂取を心がけましょう。
