本気で日焼け対策 - 特集:メルボルン - Dengon Net

本気で日焼け対策

2006-12-22

紫外線対策グッズの選び方

サングラス

レンズがカーブしていて顔との間に隙間ができずにフィットし、厚い縁がレンズの上下左右まで覆っている形のもの。Australian Standardに見合うものでAS/NZS 1067:2003の表示のあるもの、またはEPF(Eye Protection Factor)9-10のもの。色付き、ミラー仕上げのレンズは予防効果が低いので避ける。

帽子

顔、耳、首が十分に隠れるもの。目の詰んだ素材で、通気性の良いもの。Broad Brimmed Hat(つばは少なくとも7.5cm)、Legionnaire-Style Hat、Bucket またはSurfie Style Hat(つばは小学生以上の年齢で少なくとも6cm、小学生以下の年齢では少なくとも5cmあるもの)。

水着

UPF(註※)50+のもので、身体全体を覆い、袖丈は肘まで、パンツ丈は膝まであるもの(写真は子供用)。

洋服

目の詰んだ素材で濃い色のものを。なるべく広範囲に肌を覆うものが好ましい。ルーズフィットのリネン、コットン、ヘンプ素材が涼しい。上着は襟のあるもの、またはクルーネックで、少なくとも肘までの長さのもの。パンツ丈は少なくとも膝まで。UPF30+のものを選ぶ。

日よけ

大きくて、側面にカバーのあるもの。反射しやすいものから離して設置する。持ち運びできるものとして、傘やサンドームなどはキャンプや海水浴に便利。

このロゴのついた製品は、一部量販店、The Cancer Council Shop(住所:1 Rathdoune St. Carlton)、またはオンライン www.cancervic.org.au/shop で購入できます。

紫外線予防に対する厳しい基準をクリアしているので安心です。

註※UPF (Ultraviolet Protection Factor) 紫外線が素材を伝導する数値を表し、UPF50は96.7%の紫外線を吸収し、50を上限に数値が大きくなるほど予防効果が高い。 

サンスクリーンの選び方・使い方

サンスクリーンは紫外線が肌に到達する前にそのほとんどをろ過し、サンスクリーンの成分が紫外線を吸収したり、消散させたり反射させて紫外線を皮膚に届けない効果があります。

オーストラリアではSPF(Sun Protection Factor)の値が30+の製品が最大の保護効果があり、紫外線の96%をろ過します。ただし、どんなサンスクリーンでも100%紫外線をブロックすることはできません。

SPFは、日焼けを起こすまでの時間を延ばす値で、たとえばSPF30ならば、何も塗らないときより日焼けに30倍時間がかかるということ。数値が大きいほど効果が高いのですが、肌への負担は大きくなります。

選び方 SPF30+で水に強いもの。値段と品質にはあまり関係はなく、オーストラリア国内で販売されている製品のほとんどがAustralian/New Zealand Standardに則ったものです。期限をチェックし、使用期限の過ぎたものは使わないようにしましょう。

クリーム、ローション、ジェル状などのものがありますが、どれも効果に変わりはありません。ほとんどの製品は25度以下で保存すれば2~3年使用できます。

使い方 たっぷりの量(両腕、両脚、身体の前後それぞれに少なくとも小さじ1杯分ずつ、耳、首を含む顔全体に少なくとも小さじ半分量を目安とします)のサンスクリーンを、外出する20分前の清潔で乾いた肌にまんべんなくのばして塗ります。

皮膚がサンスクリーン剤を吸収してしまうので、すり込み過ぎないようにしましょう。2時間毎に塗り直し、水泳や汗をかいた後はさらに定期的に塗り直します。

そしてもちろん、帽子、サングラス、服、日よけなどとの併用を忘れずに。

子供の日焼け対策

乳幼児の皮膚は大人よりも薄いため、非常に繊細で日焼けをしやすいものです。

乳幼児に対する日焼け対策は、基本的には大人と同じ(紫外線レベルの高い時間帯の外出を避ける、日陰を探し、洋服、帽子、サングラス、サンスクリーンで肌を覆う)ですが、さらに乳児ならば ベビーカーを買うときは、十分に日よけ効果があるかフードの位置や調整ができるかをチェックします。

また、ベビーカーには常にモスリンのような薄くて軽い布をかけるか、別売のシェード部分を使って赤ちゃんへの直射日光を避けます。マザーズバッグの中には、サンスクリーンのほか、小さめの布や毛布、脚や腕も覆うことのできるロンパースーツなども常備しておきましょう。

幼児ならば遊び場には木を植えたり(低い位置の枝は危険なので取り除きます)日よけを設置し、日陰の下で遊ばせるようにします。とくに、帽子とサングラスを忘れずに。

肌や目を守るには?

紫外線から肌をや目を守るには、直射日光を避けることが大切です。

そのためには「日陰に入る」「紫外線予防効果の高いグッズを身に付ける」ことがあげられますが、忘れてはならないのが「併用する」こと。

帽子を被っていてもサンスクリーンを塗らなかったり、サンスクリーンを塗っていてもタンクトップを着ていては効果が望めません。帽子、サングラス、服、サンスクリーンを併用することで、効果はよりアップします。

とくに日本人にはあまり習慣のないサングラスの着用も重要。長時間紫外線に目をさらしていると角膜や水晶体を傷つけ、白内障や目の周りの皮膚がんなどの危険性があるといわれています。

また、Sun Smart UV Alert をこまめにチェックして、その日の紫外線レベルを知っておきましょう。これは気象局によって毎日新聞などに発表されるUV(紫外線)指数で、指数が3(UV3と表示)以上になると日焼けや皮膚がんなど、肌へのダメージ対策が必要となるために、発表されています。

日焼け予防の5つのポイント

Slip(着よう) - 日焼け予防効果のある服を着よう
Slop(つけよう) - SPF30+のサンスクリーンをつけよう
Slap(かぶろう) - 帽子をかぶろう
Seek(探そう) - 日陰を探そう
Slide(かけよう) - サングラスをかけよう

SunSmartって何?

SunSmartは、The Cancer Council Victoriaの国際的に承認された皮膚がん予防プログラムのこと。ビクトリア州の皮膚がんを最小限にするために地方自治体、学校、幼稚園、託児所、職場やスポーツ団体における日焼け予防対策の向上と実施の手助けもしています。

取材協力:The Cancer Council Victoria

www.cancervic.org.au

www.sunsmart.com.au

噂の検証その3

曇りの日の方が日焼けしやすい?

紫外線レベルは曇りでも変わりありません。ただ、晴れている日よりも涼しいので、油断しているためか、ほとんどの人は気温が18~27℃の日に日焼けしているそう。

噂の検証その4

コンピューターのモニターで日焼けする?

なかには本当にわずかな量の紫外線を出しているモニターもありますが、日焼けするほどのものではありません。

噂の検証その5

室内にいたのに赤くなってしまった。蛍光灯で日焼けするの?

これは日焼けではなく、おそらく光線過敏症(Photosensitivity)で、夏の太陽光線だけではなく、微量な太陽光線や蛍光灯の光でも肌が痒くなったり湿疹が出たりする症状です。