考えてみようペットの気持ち - 特集:メルボルン - Dengon Net

考えてみようペットの気持ち

2007-08-01
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日本では、少子化の時代に反比例して毎年30~40万頭の割合でペットが増えつづけているそうです。ここオーストラリアでは、60%以上の世帯がペット(主に犬猫)を飼っています。しかし、すべてのペットが幸せな生活を送っているのでしょうか? 毎日たくさんのペットが家を失い、シェルターに保護されている現実。これはどういうことなのでしょうか? ペットを飼う前に考えるべきことがたくさんあります。そして、飼ったからには最後まで面倒を見てください。ペットの声に耳を傾けてみましょう。

ペットと暮らす心得

「ペットを飼いたい!」。でも、「かわいい」、「癒されたい」と、そのときの衝動だけでペットを飼わないで。その前に、ちょっと冷静になって考えてください。

どんなペットを飼うか考えるのは楽しいことです。でも、動物は物ではありません。10年以上面倒を見ることができるか、食費やケージ、ワクチン接種、去勢・避妊手術など経済的な余裕があるか、病気になれば、人間以上に医療費がかかる場合もあります。犬や猫であれば登録も必要です。旅行などで長期間家を空けるときには、面倒を見てくれる人が必要になります。ペットを飼うことは、楽しいことばかりでなく、責任も必要とされるのです。

当たり前のことですが、ペットはそれぞれ性格も違えばライフスタイルも違います。「毎日一緒に散歩をしたい」、「子供の遊び相手になって欲しい」。あなたがペットに何を求めるのか、あなたのライフスタイル、家族構成、住居に見合ったペットかどうかなど、その時の衝動や流行だけで判断しないで、よく考えてください。

自治体への登録

生後3ヶ月以上の犬と猫に関しては、住んでいる地域の自治体へ、毎年4月10日までに登録することが義務付けられています。また、2007年5月1日以降に初めて登録する犬猫に関してはマイクロチップを入れることが義務付けられました。各自治体によってペット数の上限や罰則事項などペットに関する規則が違うので、あらかじめ調べておきましょう。また、爬虫類などは、特別なライセンスが必要となる場合があります。

ペットと暮らすための十戒

ここで紹介するのは、作者不明の詩『犬の十戒(犬の飼い主のための十戒)』です。が、犬に限らずペットの気持ちをよく代弁しています。すでにペットを飼っている人も、これから飼おうと思っている人も、もう一度考えて欲しい、ペットの気持ち…。

1. My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will painful for me. Remember that before you buy me.

犬は12~15年、猫は10~15年が平均寿命です。私達にとっては貴重な時間です。途中でお別れをするのはとてもつらいことです。

2. Give me time to understand what you want of me.

私達は、私達の世界とは違うルールや習慣に馴染むように努力しています。あなたが望むことをわかるようになるまで、少し時間をください。意志が通じるときが必ず訪れます。

3. Place your trust in me- it’s crucial to my Well-being.

私達は、あなたを信頼しています。あなたも私を信頼してください。それが何よりうれしいのです。

4. Don’t be angry at me for long and don’t lock me up as punishment.You have your work your entertainment and your friends. I have only you.

あなたには仕事や楽しみもあるし、友達もいるけれど、私達にはあなたしかいないのです。いつまでも怒ったり、閉じ込めたりしないでください。

5. Talk to me sometimes.Even if I don’t understand your words, I understand your voice when it’s speaking to me.

私達に話しかけてください。あなたの話す言葉はわからなくても、あなたの声を聞けば、私達には何を言っているのか、わかるのです。

6. Be aware that however you treat me, I’ll never forget it.

私達のことをどんなふうに扱っているか、考えてみてください。良いことも悪いことも、あなたがしてくれたことを、私達は決して忘れません。

7. Remember before you hit me that l have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.

私達を叩く前に思い出してください。私達には、あなたの手の骨など簡単に噛み砕ける歯があるけれど、決してあなたを噛まないようにしているということを。私達はあなたをオーナーとして信頼しているのです。

8. Before you scold me for being uncooperative obstinate or lazy, ask yourself if something might be bothering me. Perhaps I’m not getting the right food or I’ve been out in the sun too long or my heart is getting old and weak.

いうことをきかないとか、手に負えないとか、怠け者だと叱る前に、そうさせてしまった原因がなかったか、考えてみてください。ちゃんとした食事をさせてもらっていたでしょうか、太陽が照りつけるなかに、長い間放っておかれたことはなかったでしょうか、老いて心臓が弱っているせいで、動けないのかもしれません。私達の行動には何かしらの原因があることをわかってください。

9. Take care of me when I get old. you, too, will grow old.

私達が年老いても、「かわいくなくなった」、「世話が面倒になった」などと言わずに世話をしてください。私達はお互いに、同じように歳をとるのです。

10. Go with me on difficult journeys. Never say, “I can’t bear to watch it .” or ” Let it happen in my absence.” Everything is easier for me if you are there. Remember I love you.

最期のお別れのときには、どうか私達のそばにいてください。「つらくて見ていられない」、「立ち会いたくない」と言わないで。それは私達を飼うときからわかっていたこと。私達は、あなたがそばにいてくれるなら、どんなことも安らかに受け入れます。そして、どうか忘れないで。私達がいつまでもあなたを愛していることを。