検疫のお話-オーストラリアに持ちこんでいいもの悪い物- - 特集:メルボルン - Dengon Net

検疫のお話-オーストラリアに持ちこんでいいもの悪い物-

2005-12-07

これらの品物は国内持ち込み前に没収される可能性があります。

オーストラリアは、検疫の厳しい国で有名。独自の自然及び生態系を維持するため、検疫に関する様々な厳しい規制を設けています。 せっかく持ってきたもの、送ったものが没収された! なんて悔しい思いをした人は少なくないハズ。

みなさん、そんな思いは二度としたくないですよね。 日本に一時帰国される方、日本からプレゼントが多く届くこの時期にオーストラリアの検疫について学びましょう!

AQISってなに?

AQIS(アクイス)とはAustralian Quarantine and Inspection Serviceの略称で、オーストラリア検疫検査局のことです。AQISは、オーストラリア農林水産省の一機関で、オーストラリアの動植物や人々の健康、環境に影響をおよぼす可能性のある他国の害虫や病原体の侵入を防ぐため、出入国する人、貨物、郵便、動植物の検疫を行っています。

この国に入ってくる人、貨物、郵便、動植物の検査には、訓練を受けた探知犬やラピスカンX線装置が使われるため、大半の物は探知される仕組みになっています。毎年、何十トンにもおよぶ持込禁止品と約6万個におよぶリスクの高い郵送禁止物がAQISに没収されます。

没収品の中でも、一番多いのは食品類。なぜなのか? それは、食品に含まれる様々な物質に、環境や動植物、そして人間の健康にも害を与える恐れがある害虫や病原体なども、含まれているかもしれないから。とにかく、『恐れのあることは未然に防ぐ』それが、オーストラリアの基本方針なのです。

AQISとCustomの違い

AQIS=海外の害虫や病原体の進入を防ぐ機関。 Custom=海外からの武器や麻薬の進入を防ぐ機関。

オーストラリアにはAQISとは別にCustomがあります。 Customは、武器や麻薬などの違法な物品を国内に持ち込ませないよう取り締まりを行う機関。テレビなどで見るボーダーセキュリティは主にこのCustomの活躍を紹介しています。 2001年のテロ以降、テロ対策が強化され不法な武器類などを持っていないかに力を入れているようで、入国直前のX線検査も、以前より頻繁に行われています。