映画漬けの毎日~ブリスベン国際映画祭 - 豪州滞在 いそがばまわれ - Dengon Net

映画漬けの毎日~ブリスベン国際映画祭

2006-08-30

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磯ヶ場
ブリスベン国際映画祭が開かれている間は、よくこのバーに来ていたんだ。何の変哲もないバーだけど古い映画館の中にあるのがとても魅力的なんだ。このリージェント劇場は結構歴史があって1929年の11月にオープンしたものらしい。劇場の入り口から天井に広がるスパニッシュ・ゴチック様式の内装を見てごらん、なかなかのものだよ。完成した当時はブリスベンのエンターテインメントの中心だったんだろう。
マワル
磯さんは本当に映画が大好きなんですね。
磯ヶ場
うん、この映画祭には毎年休暇を取って参加しているんだ。開催される約10日間、朝から夜まで毎日映画漬けだ。そして映画と映画のあい間に一杯やる、もうサイコ-だね。マワルも何か見たのか?
マワル
やっぱ英語の字幕は疲れるので日本映画を何本か見ました。
磯ヶ場
今年も世界からのいい映画があったぞ。日頃はハリウッド映画ばかり見ているから、こういう機会に世界の珍しい作品に触れるのはとてもいい刺激になる。今年はイスラム女性を題材にした映画の特集もあったし、ドキュメンタリー作品も充実していたな。
マワル
僕はそういう難しそうなのじゃなくて、「となりのトトロ」とかをもう一回見ちゃったりしましたけど、、、
磯ヶ場
Retrospectiveといって古い映画を特集したり、ある監督の作品を集中的に上映したりする企画などもあるよ。字幕がいやなら無声映画も面白いかもしれない。オルガンの演奏で無声映画を見せてくれるのだけど、情緒があってなかなかよろしい。
マワル
磯さん、映画の話になると止まりませんね。それはそうとオーストラリアではたくさんの映画が撮影されているって聞いたことがありますけど本当なんですか?
磯ヶ場
そう。撮影にかかる費用が安いこと、施設やスタッフが整っていること、いろいろなロケーションがあること、それに何と言っても天候がいいことが大きな理由だ。オーストラリアやニュージーランドでは多くのハリウッド最新作が制作されているんだ。
マワル
じゃ、そういうのを見学してれば有名な映画スターだって見ることもできるかな?
磯ヶ場
見学どころかエキストラなどで出演することだって夢じゃないんだ。ときどき新聞にエキストラ募集の広告が出るときもあるし、映画関係の人材会社に登録しておけば、何かあったときに連絡をくれるよ。
マワル
わぁ~、それって面白そうな仕事ですね!
磯ヶ場
なにをかくそう、僕だってハリウッド映画にちょこっと出たこともあるんだよ。出てみて内側からその仕組みを体験するのも楽しいし、これもオーストラリアだからできる貴重な経験のひとつだ。とにかく映画に、そしてブリスベン国際映画祭に乾杯だぁ!

磯ヶ場の ワンポイント・アドバイス

ブリスベン国際映画祭は今年で15回目だったんだ。オーストラリアでの国際映画祭はメルボルン、シドニーが規模が大きく有名だが、ブリスベン国際映画祭、通称BIFFも年々盛大になって来ている。以前はリージェント劇場だけが会場だったけれど、昨年からサウスバンクやパレスも会場になったんだ。映画祭の楽しみは単に映画を鑑賞することだけじゃなくて、毎年ここに集まる映画好きの友人に再会できるってこともある。見終わった後はみんなが集まって、バーで一杯やりながら映画についてあれこれ話をするのはとても楽しい時間だ。それこそ、まるで映画のワンシーンのようなしゃれた雰囲気になるだろう。