- 磯ヶ場
- どうここ?オージーの漫才聞きながら飲むのもいいだろう?スペシャル・ゲストとして世界中からコメディアンも来るみたいだよ。
- マワル
- 英語が分からなければ笑えませんよ。
- 磯ヶ場
- あれ、機嫌悪いね。また何か悩みごとでも?
- マワル
- う~ん、っていうか、授業でもオージーがあんまりイージーゴーイングなんでついていけないんですよ。クラスがこの漫才会場と大して変わらない雰囲気なんですよ。
- 磯ヶ場
- なるほどオージーの学生の授業の受け方などは非常にラフに見えるので日本から来ると面食らうかもしれないね。
- マワル
- 授業中にジュースを飲んだり、スナックを食べたりしてるんですよ!それに驚くことには先生もリンゴをかじりながら教えているし…。
- 磯ヶ場
- ビジネスの研修でも各人の机の上にレゴが置いてあったりして手遊びを認めているんだな。要するにリラックスした雰囲気の中で自由に発言することを奨励しているようだね。
- マワル
- 結局、先生が教えてくれるというよりは学生が自分から発言して対話の中から学びなさいって言うことなんですか?
- 磯ヶ場
- そのとおりだと思うよ。だから黒板などもほとんど使わない。先生というよりも対話の進行役という意味合いが強いのじゃないかな。みんなの意見を導いて、教えなくてはならないところへみんなを連れて行くって感じだよね。
- マワル
- そんなやり方は初めてだし、話していることを聞くだけで精一杯なんですよ。地元の学生が当然知っていることも知らなかったりするわけだし…。
- 磯ヶ場
- うん、やっぱり常日頃から新聞やフリーペーパーなどに目を通しておくのも必要だよね。月並みだけど「予習」 が大切なんだ。
- マワル
- でも、対話形式のクラスで本当に自分がその課目を学んでいるのかなって心配になるときがあります。
- 磯ヶ場
- ここは日本と違ってターシャリー(Tertiary) の学校には一度社会に出た人も来るんだよ。そういう実社会を知っている人の意見を聞くことも勉強になるよ。
- マワル
- でも、それって「答え」 なんですか?
- 磯ヶ場
- マワル、「答え」なんてものはいろいろあるんだよ。ある人にとっての「答え」は別の人にとってはなんでもない場合すらあるんだ。「答え」というのは自分の中にあるんだよ。それを整理してくれるのが「セオリー」、そして自分なりの「答え」を探す手助けをしてくれるのがクラスであり、クラスメイトであり、先生なんだ。
- マワル
- う~ん、わかった様なわからない様な…。
- 磯ヶ場
- いろいろあるってことで、オージー社会はその多様さを認めているのさ。ま、とにかく乾杯しよう!
- マワル
- なんだか今日は悪酔いしそう…。漫才もさっぱりだし…。
磯ヶ場の ワンポイント・アドバイス
ビジネスの世界では5W1Hをカバーした書類がいいとされている。では学校で要求される書き方とは? 英語の場合、用途に応じて詳しく文章の書き方が規定されているんだ。基本的にまず最初に重要なトピックをおき、このあとにそれを証明する文章をもってくるんだ。レポート全体がこの仕組みになっていないといけないし、レポートを構成する各パラグラフもこれに沿ってセンテンスが並んでいないといけない。大まかな流れは次のとおり。
- 「Central Idea」 決定:トピック(主題)を決め、その理由を簡単に解説
- 「Main Ideas」 作成:トピックに関する2つ以上の項目(主張)をつくる
- 「Supporting Ideas」 作成:各「Main Ideas」を証明する内容を2つ作成してまと める(DetailsやExamplesを紹介して具体的に説明)
- まとめ: 「Main Ideas」、 「Supporting Ideas」 をまとめ「Central Idea」での主張 を完成させる
以上、君たちのレポートはきちんと書けているかな?
今回のおススメ
- Sit - down Comedy Club
- 186 Paddington Tavern, Given Terrace, Paddington
- Tel: 07-3369-4466
