裸足のアーティストが子供達とご対面 - メルボルン日本人学校便り - Dengon Net

裸足のアーティストが子供達とご対面

2004-12-02

アートは文字のかわり

アボリジニのアーティスト4人が日本人学校を訪問。このユニークな課外授業のコーディネーターは、伝言ネットでおなじみの内田真弓さんです。

まずは、アボリジニの文化について説明がありました。書き文字をもたないアボリジニの人たちにとってアートとは、大切なことを仲間達に、そして次世代へ伝えるための伝達手段。絵のほかにも歌やダンスによっても伝え合います。子供達から「歌って」「踊りをみせて」とリクエストがあると、アーティスト達は苦笑い。真弓さんから「彼らにとって歌やダンスは本当に特別なものなので、人前で見せることはあまりしないのです」と説明を受けます。それなら私達が歌います、と生徒達みんなで大きな声で校歌を歌いました。すると、アーティストの1人がお返しにダンスをしてくれたのです!会場から大きな拍手がおきました。 時計がいらない生活

今度は生徒達からの質問の時間です。好奇心旺盛な子供達からたくさんの質問がありました。「1枚の絵を描くのに何時間くらいかかりますか」という質問にアーティスト達は答えられません。アボリジニの文化では時間を計るということをしないからです。朝になったら起きて夜になったら眠るという人間の生理にかなった生活をしているのです。自分とは全く違う文化を持っている人たちと触れ合うことは、幅広い価値観を培い、異文化に敬意を払うことの大切さを学ぶための、良い経験となります。「子供達がこういう機会に恵まれたことは大変うれしい。これからも子供達が異文化と触れ合う機会を積極的に取り入れていきたい」と山本校長はおっしゃっていました。

授業が終わって…。どうだった?

M.S.ちゃん 4年生 「アボリジニの人たちと今度は友達になりたいです。絵を教わりたいとも思っています。」

M.K.ちゃん 4年生 「アボリジニの人たちは時間に関係なくいつでも好きなことができると聞いてびっくりしました。」

E.S.ちゃん 4年生 「アボリジニの人たちと握手をしたり言語を教わったのは初めてでした。」

Y.H.くん 4年生 「『パリャ』=『こんにちは』というルリチャ語を覚えました。よかったです。」