健康・衛生への課題続々正常化なるかコネックス - ニュース&トピックス - Dengon Net

健康・衛生への課題続々正常化なるかコネックス

2007-02-28

マクドナルド、ヘルシー志向!?

2月28日よりオーストラリア国内のマクドナルド747店舗にてナショナル・ハート・ファウンデーションにより承認された、9種類のセットメニューが発売され、賛否両論を呼んでいる。

マクドナルドは、小児肥満が問題視されている中、過去数年前よりメニューにサラダを取り入れたり、パンに含まれている糖分を50%カットしたりするなど、ヘルシー志向に向けて努力を重ねてきた。

今回の承認に関し、ヘルシーを売り文句にし、単なる客寄せのために利用しているのでは? という声もあるが、全国のファーストフード店で、1日に2700万食も消費されている状況においては、マクドナルドの方向性はオーストラリアの食育にとっては必要なことであり、深刻化されている肥満問題に対して国民の関心を高めるために重要であるという、専門家の意見もある。

なお、この認可取得の為、マクドナルドは年間33万ドルを支払っている。

増加する子どもの虫歯

虫歯の治療に通う子どもの数が年々増加している。歯科にて虫歯治療を受けている12歳以下の子どもが42%も増加していることが発表された。

主要健康保険会社からこれらの報告を受け、オーストラリア歯科医師会は政府に、1歳の誕生日の頃から歯科健診を行うようキャンペーンを呼び掛けた。

虫歯の数が2000年の統計で436だったのが、2005年には619に増加。歯の詰め物の治療をする子どもは66%増加、予防治療では72%増加している。専門家は、子どもにはソフトドリンクではなく、なるべくフッ素入りである水道水を飲ませることを勧めている。

輸血用審査のため赤十字が支援

献血の血液が危ない。過去2名の患者の死亡と100人以上の患者の感染は、血液審査をしていない血液を輸血したためと考えられ、オーストラリア赤十字血液サービスは、今後細菌に汚染された輸血による死亡や感染を防ぐため、2百万ドルの資金を血液審査の費用に提供する予定。

赤十字は厚生省に対し、2004年9月より本件の追加予算を要求していたが、今年3月30日に開かれる厚生省会議までは資金を当てることができないとの回答。赤十字関係者によれば、「本件は生命に関わる、きわめて重大なこと」であり、政府の早急な対応を望んでいる。

赤十字では来年4月までにすべての献血に対しての審査を新たな企画としているが、仮に政府が予定どおりの予算編成を行った場合、100%の血液審査は2009年まで先延ばしされ、多くの国民を危機にさらすことになる。現在の法律によれば、全体の献血の5%のみの血液審査が行われている.

今年度には、11万5千以上の輸血が予想されている。

外国人労働者へのビザ不正で、企業に厳しいペナルティ

二つの医療系派遣会社、メディカル・ヘルス・サービシーズとナース・バンク・オーストラリアで、外国人労働者を違法に就労させていたことが明らかになった。

両派遣会社は、中国からの労働者を研修員ビザにてオーストラリアの介護施設などに送り込み、同ビザでは禁止されている、通常シフト業務を週300ドルという低賃金で働かせていた。連邦政府では、両企業に対し、違法行為の禁止を求めた。

今回は罰金によるペナルティはなかったものの、今後同様な問題を起こす企業に対し、罰金を含めた厳しいペナルティを科す予定。

メディケアのサービス、簡易化予定

近い将来、治療後のメディケアでの払い戻しが簡易化される予定。通常受診後は診療所にて支払いをし、メディケア事務所にて長い行列の中、払い戻しを申請していたが、今後は診療所のエフトポスのネットワークを通してその場で払い戻しの申請の手続きができるようになる。

関係者によれば、この新制度により次の会計年度には70万ドル、2008年度には3億7千ドル、そして2009年度には4億ドルの経費削減が見込まれている。最初に連邦政府と契約を交したコモンウェルス銀行は、今年半ばまでに本サービスの提供開始を望んでいる。