新ビクトリア州知事就任
突然のスティーブ・ブラックス知事の退任後、労働党からジョン・ブランビー氏(54)が新知事として選ばれた。ブラックス前知事とはかなり対照的といわれる新たな政権は、包括的で、決断力のあるリーダーシップを公約。ブランビー政権の柱となる6つのゴールは以下のとおり。
1.商業、専門技術の教育、幼児教育の発展。 2.主要事業への官民パートナーシップの発展。 3.都市整理や公営住宅など住宅問題への前向きな取り組み。 4.公共交通機関の近代化、渋滞緩和対策(最優先課題)。 5.ビクトリア州の医療制度の強化(とくに増加する2型糖尿病やガン患者の減少を目指す)。 6.干ばつ、山火事、洪水などで被害を受けた農業経営者に対する支援。
連続殺人犯に無期懲役
ビクトリア史上最も異常な犯罪者とも言える、ピーター・デュパス(54)に、1999年のニコール・パターソンさん、1997年のマーガレット・マーヘルさん、マシーナ・ハルヴァギスさんら殺害に対する無期懲役が下された。
1997年に祖母の墓所近くで死体となって発見された、マシーナ・ハルヴァギスさんは80ヶ所以上の刺し傷や打ち身の後が残っていた。デュパスの犯罪歴は、1968年(当時15歳)に女性をナイフで刺し、18ヶ月の執行猶予を受けたことから始まる。
数々の強姦や殺害により、これまでに4度にわたる禁固刑を受けている。またそのほかにも2名の女性殺害の有力容疑者でもある。デュパスが終身刑になるまでに40年近くかかった、法のあり方に疑問が持たれている。
ベビーブームによる産婦人科不足
昨今の予期せぬ妊婦の増加により、今病院が対応に困っている。
新たな州政府の計画によれば、3つの主要産院であるロイヤル・ウィメンズ病院、マーシィ病院、モナッシュ・メディカルセンターは、問題のない健康な妊婦を地元郊外の病院へ送り、ハイリスクの妊婦を中心に対応する予定。

ロイヤル・ウィメンズは今年6500人の出産が予定されており、来年6月に開業予定の病院では6000人分の対応が可能なものの、病院関係者は「誤算だった」と話す。新病棟が計画された5年前は、年間の出生数は5000人を下回っており、国の出生率も年々減少していた。
医療関係者は、政府に妊婦用ベッドの支援を要請している。政府は産婦人科の労働力強化のために3500万ドルを支援する計画。
ジャンクフード広告に、国内で初の規制
ビクトリア州政府当局は、児童を狙ったジャンクフードの広告禁止を要請する規制を制定した。これは近年問題視されている肥満児の増加に対する取り組みのひとつであり、国内では初の試みとなる。広告のなかでも、とくにテレビコマーシャルにより、消費者の受ける宣伝効果は非常に高く、不健康な食品のコマーシャルは児童に対しもっとも影響を与えていると考えられる。
コネックス、また罰金
今年4月から6月までの第2四半期のコネックスの遅れやキャンセルによる罰金が公表され、約600万ドルということが明らかになった。
これは今年四半期に記録した1000万ドルに続く高額であり、7月には3210回の遅れを記録している。今年度のコネックスを利用する年間乗客数は、約1億8200万人と予測されており、昨年に比べ約1000万人増加。また、15路線中12路線が、コネックスの規定している定員乗客数をはるかに超えていることが明らかにされている。これらを考慮し、今年10月には週200本の列車本数を増発予定だが、安全性を含め、今後更なる対応が求められる。
