

ジャイロキネシス…どこかで耳にした単語だけど、いったい何?聞けば、椅子と床で行う、呼吸と体の動きをシンクロナイズさせたエクササイズだそう。運動不足でお疲れ気味の私にはピッタリかも…。「できるところからゆっくりはじめるので、大丈夫」という言葉に背中を押され、初挑戦。
ジャイロキネシスって?
電話での問い合せに、運動不足の人でも大丈夫と言われたものの、やっぱり自分がこれからどんなことをするのかを知っていた方がいいだろうと思い、ちょっとだけ調べてみた。 ジャイロキネシスは、元バレエダンサーのジュリオ・ホバス氏が、1980年代にNYで、自らのケガや慢性の痛みを克服する為にヨガ、ダンス、体操、太極拳、水泳等をベースに開発したエクササイズ。特徴は、「ジャイロ」が意味する輪・円運動、らせん、スパイラルを描くような曲線的な動きと、呼吸パターンの組み合わせ。「ダンサーの為のヨガ」と呼ばれることもあり、パワーヨガ、ピラティスに続く、注目のエクササイズとして、セレブの間でも人気が高まっているのだとか。 うっ、セレブがやるようなエクササイズって結構ハードじゃないの? 本当に私でも大丈夫なのか? と、弱気モードになりかけたが、各自のレベルで無理なくできるそうなので安心した。そんなところもヨガに似ている。
深いところに効く感じ
「こんにちは」と元気よく出迎えてくれた絵美先生。立ち姿や歩く姿が、どことなく、しなやかな感じがするのは、気のせいか? 教室に入ると、メルボルン市内を見渡せる広々したバルコニーが目に飛び込んできた。エクササイズは、もちろん室内だが、窓が大きく開放感があるのは、身体を動かし、リラックスする環境としてピッタリだと思う。 動きやすい服装に着替えて、ジャイロキネシス3回目の生徒さん達と一緒にエクササイズを開始。 まずは、椅子に座ってマッサージから。掌をこすり合わせて気を高める。なんだか、太極拳みたい。先生のお手本を見ながら、頭、顔、肩と徐々に下りていって、つま先まで、トントン叩いたり、手で各部を伸ばす感じで、丁寧にマッサージをしていく。このマッサージだけでも、エネルギーみたいな物が身体の先端まで伝わる感じがする。ちょっと驚き。エクササイズは、先生の動きを見ながら、呼吸の指示も受けながら進む。文章では伝えにくいが、とても変わった動きをする。クルクルというか、ウネウネというか…浜辺に優しく打ち寄せる波のような感じという表現が一番近いと思うのだが、伝わるだろうか? 優しい動きなのに、身体の深いところにある筋肉に効いてるのがわかる。続ければ、本来の身体のあるべき姿になりそう。姿勢美人も夢じゃない!? 最初に感じた、先生のしなやかさは気のせいじゃないと、勝手に確信したところで、エクササイズ終了。その後は、余分な物を体内から出す為に、水をたくさん飲んだ方が良いとのこと。 思ったよりも、楽にレッスンについて行けたのに、特に気になっていた脇腹の筋肉に効いてる感じがして大満足。
細胞一つ一つに行き渡る
教室を後にして歩いていて、ふと、足が軽いことに気が付いた。運動したから疲れて足取りが重というならわかるけど、軽い。しかも、つま先までポカポカ。今まで気が付かなかったけれど、相当、老廃物が溜まってたのね、私の足…。大袈裟な表現かもしれないけど、今回のエクササイズで眠っていた身体の先端の細胞が、目を覚ました感じ。おぉ、1回でこの効果、すごいぞジャイロキネシス! ちなみに、身体を痛めている人やリハビリには、マシーンを使ったジャイロトニックの方がお勧めだとか。興味のある方は、こちらも試してみては。
