
メルボルンでは簡単に上生菓子を手に入れることはできないので、本を参考に作ってみると意外と簡単だったのを覚えています。子供が小さければ小さいほど忙しいのですが、「日本を伝える時間」をがんばって作っていました。作業をできるだけ簡単にした白あんを作り、さらにちょっと手を加えると、粘土感覚で季節を楽しめる練りきりができます。合わせる色や茶巾の絞り方や押し方、道具の使い方で表情が変わるので、お子さんといろいろ創作して楽しんでください。
材料
白あん
- 白い豆 [Great Northen BeansかNavy Beans(Haricot)、またはLima Beans(戻して皮をむいておく)]・・・・・・・・・・200g
- 砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
- 塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひとつまみ
練りきり
- 白あん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・300g
- Glutinous Rice Flour・・・・・・・・・小さじ1
- 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
- Food Colour・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
- 抹茶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
作り方
白あん
- 豆をボールのなかで十分に洗い、鍋に豆と豆の倍の量の水を入れて中火で煮始めます。沸騰後、100mlの差し水をし、再び沸騰したらザルにあけて流水でさっと洗い、鍋に戻して豆の倍の水を入れて火にかけます。再度、沸騰後差し水をして沸騰したらザルにあけて洗うことを、3回繰り返します(渋きり)。
- 鍋に豆と3倍量の水を入れて中火で煮始め、沸騰したらコトコトと弱火で煮ます。豆がいつも水に浸かっているように気をつけて、差し水をしながら指で簡単につぶれるぐらいまで約2時間煮ます。
- 豆をザルにあけ、ミキサーかフードプロセッサーに1/2量の豆、砂糖、残りの豆、50ccの熱湯を順に入れて、クリーム状になるまで撹拌します。Great Northen Beansの場合は、皮が気になるので、ざるなどで裏ごしします。

- 3を耐熱容器に移し替えて、ラップをかけずにレンジ(1000w)で5分間加熱し軽く混ぜ、再度5分過熱して塩を加えて軽くかき混ぜて冷まします。容器に移して乾燥しないようにピッタリとラップをかけておきます。

練りきり
1.Glutinous Rice Flourを水で溶かし、木べらで白あんによく混ぜ込みます。 2.耐熱容器に4等分に落としてラップなしで2分レンジにかけます。ビニール袋の上に取り出してよくもみ込んでなめらかな生地にし、そのまま乾かないように包んでおきます。生地にさわっても付いてこないぐらいがちょうどいいようです。加熱時間はあくまでも目安なので加減してください。

3.ビニール袋の上に必要量の生地をおき、Food Colourを真ん中に少しつけてビニール袋の端を持ってもみ込んでいきます。固い場合は白あんを少し足して、柔らかい場合はレンジで軽く加熱して水分を蒸発させるといいようです。 4.白あんを10gずつに丸めたものを練りきり20gで包み込み、手のひらで丸めて形を整えます。
アレンジ
●2色の練りきりを10gずつを合わせてから丸めるときれいなコントラストのあるものになります。

●ぬらして固く絞ったガーゼやさらしなどで絞ると茶巾絞りになります。

●スプーンなどで筋を入れます。
●ざるや茶こしで押し出してそぼろにし、竹串で底になるほうからつけ、全体に形よくつけていきます。

白あんに使用する豆の作業表
- 豆の種類 水にさらす必要 こす必要
- Navy Beans(Haricot) なし なし
- Great Northern Beans なし あり
- Lima Beans(戻して皮をむいておく) あり なし
