
お母さんやお父さんに友人が多く、いろいろな人と話をしたり、集まって何かをしたりすることで、子どももそれを見て安心し、親以外の人にも心を開いていきます。母親一人が相手だと子どもも息詰まることがあるでしょう。社交性を身に付けさせるためにも、家族ぐるみでのお付き合いも必要なのではないでしょうか。
オーストラリアに住む日本の皆さんは、日本の親戚や家族と離れ、こちらに来てすぐの頃は心細い気持ちでいた方も多いと思います。ところが、オーストラリアでは、日本にいるとき以上に、日本人同士の繋がりが深いように思います。
にこにこ教室でも、新しくこちらへ来たお母さんや子ども達を、他のお母さん達はすぐに受け入れ、親切に接しているのを目にします。人間同士の温かい繋がりをオーストラリアで感じることが多いです。これはとてもいいことだと思います。
こちらでは、よく、家族で他の家族を自宅へ食事に招待したりします。ときには、同じ年頃の子どもを持つ家族同士が集まったりすることも多いのではないでしょうか。大人同士が信頼し合い、その交友関係を間近で見ることができるのは、子ども達にとってもいいことです。
親が他の子ども達に触れることによって、いままで見えなかった自分の子どものいいところ、また、今足りない点などに気づくことができ、また他の人の子どもに対する接し方から学ぶこともあるかもしれません。
自分の家族だけでいつも過ごしていると、自分の子どもの足りないところや子どもへの接し方などが少し間違っていても気が付かないことがあります。日本で生活していれば、親や兄弟が指摘してくれるかもしれませんが、こちらでは、親が積極的にならないと、そのチャンスが少ないのではないでしょうか。
また、何かの病気、たとえば少し目が見えにくいのでは、とか、精神的に不安定などといった場合にもいつも接している親には、以外と感じないことがあります。
そのようなときこそ、「この頃、○○ちゃん少し元気がないんじゃない?」など、お友達同士で気に掛けてあげることが大切なのではないでしょうか。「言いにくい」と感じることもあるもしれませんが、その人の子どものことを本当によく考えて、心を込めて話せば、気持ちは伝わると思います。
