よいところをほめる、のばす - 子育てちょこっとヒント集 - Dengon Net

よいところをほめる、のばす

2007-02-02

順位をつけることは、子どもにとって「かわいそうなこと」ではないはずです。子ども達同士で「○○くんはすごいなあ」「ぼくもがんばるよ」といっているのをよく耳にします。  みんな違って当たり前。親が子どもの得意なところをほめて伸ばせば、それが自信になり、できなかったことができるようになったりすることもあります。

日本のある小学校では、運動会で1等2等を決めるのはよくないという考えから、全員で手をつないでゴールする、という話を聞きます。いろんな意見がありますが、みなさんはどのように思いますか? 私は、運動会では順位を決めてもらいたい、そして1等になった子どもにはしっかりと拍手を送りたいと思います。

私達は、一人ひとり個性があります。子ども達もそれぞれに、得意な分野が違います。普段教室ではなかなか意見が言えなかったり、勉強は苦手だなあという子でも、『運動会で走るのは任せて!』という子もいるでしょう。その子にとって、運動会で1等になる、ということは、自分に自信を持つ大切な瞬間なのです。

絵画の展示会では、絵の得意な子はとても目立ちます。「○○ちゃんは絵が上手ね~」とみんなにいってもらって、自分のよいところを見い出します。

劇発表会では、声の大きく出せる子、また役になりきり、上手に演じることができる子は、拍手喝采を受けます。また、大道具を一生懸命に作る子ども、その後の片付けを積極的にする子どもも、みんなの前でよくほめてあげたいものです。

毎日休まず、がんばって学校へ来るということも、ほめられるべきことです。私のクラスでも、おとなしい男の子でしたが、決して休むことなく毎日毎日登園した子がいて、皆勤賞をもらいました。その子その子のよい所を発見する、それをばねに子どもが伸びていくことは非常に大切だと思います。

ただ、いつもいつも、かけっこで1等になれるわけではありません。そのとき運悪く、転んでしまうかもしれません。あと一日で皆勤賞がもらえるところで、風邪を引いて休んでしまうこともあるかもしれません。そのときは、親や先生が声を掛けてあげるときです。「あなたはよくがんばっていたよ。またチャンスはあるよ」と。人生にはうまくいかないときもあります。そのことを学ぶよいチャンスにもなるのです。