幼稚園探検隊 - 子育てちょこっとヒント集 - Dengon Net

幼稚園探検隊

2007-12-21

大人の手を借りず、少しずつお友達と一緒に考えて行動を共にする、ということは自立への第一歩。特に集団生活をしていると、年齢の違う子と接するいい機会にも恵まれます。兄弟がいなくても、近所にお友達が少なくても、できるだけ機会を作ってあげることが大事ですね。

日本滞在も9ヶ月目。11月末、娘の通う幼稚園では、「幼稚園探検隊」という行事がありました。私がこの幼稚園に勤めていたころから始まったのですが、まず、全園児390人を65のグループに分けます。1グループはだいたい5、6人。年少、年中、年長まで、いろんなクラスの子供達が同じグループにいます。そのグループ単位で仲良くなるように、日頃から一緒にお弁当を食べたり、遊んだりして、みんなが顔を覚えられるようにします。

探検隊当日は、1枚の紙がそれぞれのグループに渡されます。その紙には「砂場の中にある宝物を探してみよう」、「講堂で、平均台を渡ってみよう」など、7つの事柄が書かれてあり、それを全部クリアできたグループから、ゴールできるのです。

子供達は探検隊の間、いろいろな困難をくぐり抜けなければなりません。まず、書いてある字が読めるのは年長さんです。でも、年長さんだけが次の事柄を理解できても、それを年少さんに教えてあげなければなりません。年少さんの中には、途中で迷子になる子もいます。

年長さんは、みんながちゃんとついてきていることを確認しなければなりません。また、一つの事柄をクリアできたら、紙にはんこを押せるのですが、「ぼくがやりたい!」、「私がする!!」などとけんかをしていたら、早くゴールすることができません。

この行事は、先生達の準備は大変なのですが、子供達が「仲間」として行動すること、協力することを学ぶ良いチャンスです。また、うちの子のように一人っ子の場合は、小さい子の面倒をみたり、優しく接する為のいい機会を与えてもらえます。

年長組のうちの娘は「探検隊のリーダーになった!」と喜んでいましたが、当日は「なんか、緊張する…」といいながら登園しました。家に帰ってきた娘に「探検隊、どうだった?」と聞くと、「うん…。楽しかったけど。あれ、もう、1回だけでいいや」と疲れた表情でした。見ると、娘のグループは65組中63位。いろんな苦労があったようで、そのことについて、多くは語らない娘でした(笑)。