子供に駄々をこねられたりすると、冷静でいられなくなり、カッとなって怒ってしまうということはありませんか?あとで子供の寝顔を見ながら「今日はあんなに怒ってごめん」と反省する人もいるのではないでしょうか。 今回はそんな方にメッセージ。
子供が悪いことをしたとき、お父さんやお母さんは「怒って」いますか?それとも「叱って」いるでしょうか?「怒る」と「叱る」はとても似ていますが、少し意味が違います。「怒る」は、お父さんやお母さん自身が子供の行動によって不快になり、腹を立てることです。一方「叱る」は、子供のよくない行動に対して、子供の為に注意することです。そのとき親が腹を立てて怒ってしまうと、子供の心に「何がどういけなかったのか」ということが届かないことがあります。子供の前で「怖い顔」を作りながら、「叱る」という態度で接することが望ましいのではないかと思います。
日頃よく目にする光景のお話。スーパーマーケットで子供とお母さんが買い物をしています。子供が「飴買ってー!」と言い出すとお母さんは「今日はダメよ」と言います。そのうち子供が「買ってー! 買ってー!」と泣いて暴れだすと「もう! ダメって言ってるでしょ」と感情的に言いながら、お母さんは子どもが飴をカゴに入れるのを黙認しているのです。 最初に「ダメ」と言ったことは、最後まで「ダメ」なこととして通すことが大切です。子どもは「お母さんは怒ってダメと言うけど、本当はダメじゃないんだ」と思うようになり、次から「ダメ」と言われても聞かなくなってしまいます。
子供が何か悪いことをしたとき「叱る」ことは大切なことですが、その子の全人格を否定するような叱り方はよくありません。あくまでも、その子のした「行い」がよくないのだということを分からせるようにすることが、大事だと思います。そして、よいことをしたときには思い切り「褒める」。悪いことをしたときには、精一杯「叱る」という、メリハリのある子育てが理想的です。叱られた後子どもが反省して、「ごめんなさい」と謝ることができたら、しっかりと抱きしめてあげてください。そのとき子供は親の愛情を心と体で感じることができるはずです。
