子どもの運動能力 - 子育てちょこっとヒント集 - Dengon Net

子どもの運動能力

2005-06-01

近年、子供達の運動能力の低下を感じます。運動といってもむずかしいことをするのではなく、例えば、幼稚園児が並んで行進したり、その場で足踏みをする時、右手と右足が一緒に上がっていたり、まっすぐ背筋を伸ばして歩くことができにくくなっているのです。 10年ぐらい前は、5~6歳児で、クラスの約80%、鉄棒の前回りができていましたが、現在では半数できればよいほうではないかと思います。ボールを投げたり、受けたりすることもだんだん苦手になりつつあります。もちろん個人差はありますが、全体として、縄跳びやマット運動、跳び箱などでも同じような傾向がみられます。

体育の時間だけでなく、遠足で遊園地に子供達を連れて行くと、少し歩いただけで「疲れた」「暑い」「のどが渇いた」という声が聞こえてきました。普段からあまり歩いていないのです。日本の都会では歩道が狭く、車も多くて、幼い子どもを歩かせるところなど、 ほとんどない状況なので、しかたがないのかもしれません。でも、オーストラリアでは、子どもが歩けるチャンスがもっとあるはずです。お母さんは大変かとは思いますが、子供をベビーカーから降ろして、少しずつ歩くという訓練をしてみられてはどうでしょうか?

日本では最近、体操クラブなどに子どもを入れる方が増えています。家の近くに遊び場所がなかったり、同じ年頃のお友だちがいなかったりすることなどが理由だと思います。

このようなクラブに入るのも、子どもの運動能力を育てる一つの方法だと思いますが、できれば、休日などにお父さんやお母さんと公園へ出かけ、キャッチボールをしたり、バトミントンをしたり、また、家の中で家族と体操したり、布団の上で前転の練習をするなど、コミュニケーションを楽しく取りながら、運動するのもよいのではないでしょうか。