子どもへの言葉かけ - 子育てちょこっとヒント集 - Dengon Net

子どもへの言葉かけ

2006-05-08
にこにこ教室

子どもと二人きりだと何を話せばいいかわからないといお母さんがいるようです。周囲の「こんにちは」「ありがとう」といった大人のやり取りを聞いているだけでも、どんなときに何を言えばいいのか覚えていきます。

赤ちゃんのころ、「マンマ」「ブーブー」など初めて言えるようになったときの嬉しさを覚えているでしょう。「もっとマンマって言ってごらん?」と言葉をかけていたと思います。そうして子どもは、自分の発した音(言葉)に誰かが応えてくれる楽しさを覚えていきます。それが「もっと何か言ってみよう」という気持ちにつながるのです。赤ちゃんのころは、子どもの気持ちを汲んで、繰り返し「おいしいね」「嬉しいね」とまだ言葉にできないことを代弁してあげることが大切です。

先日、にこにこ教室ではパズル遊びの時間がありました。お家からめいめいが、雑誌の切抜きや、カレンダーの絵の部分などを持ってきて、それを何分の1かに切り、パズルのように、元の絵を1枚に組み立てます。

始めは2分の1や3分の1に切ったものを組み立てるので、簡単なのですが、どんどん細かくしていくので、だんだんパズルが難しくなってきます。子どもが上手くできないとつい手が出て、自分で作ってしまうお母さんもいるのですが、ここは我慢のしどころ。子どもがどんなふうに感じているのか、今何を考えているのか、しばらくは待ってあげることが一番大切なのです。子どもですから間違えたり、上手くできないこともありますが、そこで、「ああ~あ。違うよ」とすぐに言ってしまわないことです。まずは、「よく考えたね」とがんばった点を認めてあげましょう。そうすると、子どもは「そうか、ぼく(私)ってやればできるんだ」と思い自信に繋がっていきます。

子どもの行動をまず認めた上で、「ここはちょっと違うんじゃない?」「もう1回やってみようよ」と励ましながら、言葉をかけます。日本の私立小学校の「お受験」では、必ず正しい答えを出さなければいけない学校もある、と聞きますが、もし、その答えが大人から見て間違っていたとしても、その子なりの考えがあって、出した答えなら大いに認めてあげるべきではないかと思います。

どこかの出版社のコマーシャルで忘れられない言葉があります。「子どもの数だけ答えはある」。未来を担う子ども達が枠に捕らわれない自由な発想を持てるよう、否定的な言葉ではなく肯定的な言葉を使って、大人は見守っていくべきではないでしょうか。大人は見守っていくべきではないでしょうか。