保存版ケーススタディ:ブロードバンド接続(6) 「ネットワーク接続の確立(直接接続の場合)」 - パソコンVETの診療カルテ - Dengon Net

保存版ケーススタディ:ブロードバンド接続(6) 「ネットワーク接続の確立(直接接続の場合)」

2006-09-07

前回の続きで、「そもそもパソコンがネットワークにつながっていない」事態になったとき、接続を確立するためのチェックポイントの説明です。

前回は「ラウター(ルーター)接続」の場合でしたが、今回は「直接接続」、すなわちパソコン-モデム間にラウターが存在せず、パソコンが直接インターネットにつながっている場合について話したいと思います。

しつこいですが、トラブル解決の基本は?

しつこくまたいいます。トラブル解決基本中の基本は、ケーブルがちゃんとつながっているかを調べることです。直接接続の場合、まずモデムの電源。次にモデムとパソコンの間の接続です。

これにはLANケーブルとUSBケーブルの2種類が考えられますが、いずれにせよ、きちんとつながっていることを確認してください。

また、電話線(ケーブルブロードバンドの場合は、同軸ケーブル)はモデムにつながっていますね? ADSLの場合は、他の電話機器(電話機、FAXなど)はフィルターを介してつないでおかないと、信号がそちらに漏れて、肝心のパソコンにうまく伝わりません。これもOKですか?

ドライバソフトは?(USB接続のみ)

USBでモデムとパソコンをつなぐ場合、通常、パソコンには、USB経由でモデムをコントロールするためのディバイスドライバというソフトが必要になります。

これは、モデムについてくるはずで、通常CD-Romとして添付されます。これをマニュアルに従ってインストールするのですが、パソコン-モデム間のネットワークが形成されていないとすると、このインストールがうまくいっていない可能性があります。

ドライバのインストールは、実際にモデムとパソコンをUSBケーブルでつなぐ前か、後か、手順も重要です。マニュアルに沿って、忠実に手順を守ってやり直してみてください。

Windows 98やMeの日本語版は要注意(USB接続のみ)

USB接続の場合で、もし、WindowsがWindows 98やMeなどの、95系だとしたら、要注意です。

これらのWindowsには言語バージョンが歴然と存在し、英語版と日本語版の差が激しいのです。こちらで市販されているADSLモデムですから、USBのドライバがWindow 98やMeに対応していたとしても、それはあくまで英語版Windowsを前提としています。

日本語版Windowsに無理にインストールしても、うまくいかない場合もあるし、Windows自体に重大なダメージを与えてしまい、最悪の場合、二度と立ち上がらなくなってしまうこともあります。

ですから、もし日本語版Windows98かMeをお使いで、うまくつながらない場合は、USBによる接続をあきらめ、LANケーブルによる接続を検討してください。

場合によってはモデムも買い直しとなりますが、無理なものは無理ですし、LAN接続の方がずっと確実です。

なお、Window 2000やXPは言語バージョンによる差がほとんどないので、この心配はないはずですが、いずれにせよ、USBでうまくいかないときは、あまりがんばらず、LAN接続に移行した方が得策です。もっというなら、ラウター接続がベストです。

ハード障害の切り分け

以上のチェックポイント以外には、もう直接接続でのトラブル要因はあまり考えられません。

まだうまくいかないのであれば、それは本当にモデムハードの障害か、パソコン側のUSBやLANアダプタハードの障害を疑った方がいいでしょう。ハード障害かどうかを確かめるには、クロステストが一番。

つまり、他の人のパソコンやモデムを借りてきて置き換え、結果を比較して問題箇所を特定してみてください。

ログインのチェック

あともう一つだけチェックするなら、インターネット接続のログインができているかどうかです。直接接続の場合は、ログインができていないと、ネットワークも一見、確立していないように見える可能性があります。

どこかにあなたのプロバイダーのユーザーIDとそのパスワードを入れているはずです。覚えていますか? それは、プロバイダーが提供した接続用ソフトの中かもしれないし、PPPoEの接続設定(一見ダイアルアップ接続と同じようなアイコンです)かもしれません。

とにかくユーザーIDとパスワードを入れる場所をみつけてください。もしみつからないなら、まずそれを作る必要があります。ログインなしでは、インターネットにつながるわけがありません(Optus Cableを除く)。

これについては、ラウター接続と共通の問題ですので、次回もう一度詳しく説明します。

さて、場所がみつかったら, ユーザーIDとパスワードのペアが正しく入っているか再確認をした後、接続をやり直してみてください。「接続」とか「Connect」みたいなボタンがあるはずですから、それをクリックします。

なお、通常ADSLのユーザーIDは@以降を含むメールアドレスと同じものを入れなくてはならないはずですので、確認してください。