「ログインはできているか?(ラウター接続の場合)」
パソコンからモデム・ラウターまでの接続チェックができたとして、次に何をすればいいか? 今回はログインできているかどうかのチェックについてです。すでに6月号や先月号でも触れていますが、重要ですから、今回もう少し詳しく説明しましょう。
インターネット接続はログインが必須
ブロードバンドが普及する前、ダイアルアップ接続では、接続する(電話をかける)たびに、「ダイアルアップネットワーク」というポップアップウィンドウが出てきたのを覚えていますか?
その中にユーザーIDとパスワードを入れる欄があったはずです。つながった電話回線でデータをやり取りするわけですが、プロバイダーは、会員だけに接続を許し、データ量や接続時間で課金する必要から、誰がつないでいるのかを特定する必要があります。
そこで使用者一人ひとりにユーザーIDを与え、それに対して本人しか知らないパスワードを作ってもらい、このペアを入力してもらうことで、今つなごうとしているのが、誰なのか、そしてそれが本当に本人なのかを特定します。この作業がログインです。ログインは、ブロードバンドでもやはり必要です。では、ユーザーIDとパスワードはどこに入れてあるのでしょう?
例外=Optus ケーブル
話しを進める前に、一つだけ例外を挙げます。Optusのケーブルブロードバンドではログインは不要です。Optusの技術者が来て、モデムを接続したら、その後はいつでもインターネットが利用できます。ユーザーIDやパスワードの入力は一切要りません。
他にもこういうプロバイダがあるかもしれませんが、私が知っている限り、オーストラリアではOptusケーブルのみです。また同じOptusブロードバンドでも、ADSLはログインが必要です。
ラウターをコントロールするには?
ラウター(ルーター)を介してつないでいる場合は、通常ラウターがログインを受け持ちます。でもラウターのどこを見ても、ユーザーIDやパスワードを入れる場所なんてありませんね。
実は、これはラウターのコントロールパネルに入力するのです。コントロールパネルは、通常Webブラウザ(インターネットエクスプローラーなど)で開きます。
ではWebブラウザを開いたとして、URL(アドレス)欄に何を入れるのか? ここにはラウターに割り当てられたローカルIPアドレスを入れます。通常「192.168.0.1」、「192.168.1.1」などです。
もしわからなかったら、コマンドプロンプトを開いて、「ipconfig」と入力し、「Default Gateway」のアドレスをみてください。これがラウターのアドレスです。
正しいアドレスが入ると、ログインボックスが出てきます。ここがややこしいのですが、このログインはコントロールパネルにアクセスするためのもので、インターネット接続とは全く関係ありません。
ここで入力するユーザーID/パスワードはラウターのメーカーや機種によって異なります。「ユーザーID/パスワード」の組合せでよくある例を挙げると、「admin/無(=空白)」「無/admin」[admin/admin][admin/password]などです。
このどれでもないときは、ラウターのマニュアルを読んでください。なお、ワイアレスラウターの場合、不正使用防止のために、すぐにこのパスワードを変更してください。
ユーザーIDとパスワードの確認
やっとラウターのコントロールパネルにたどりつきました。コントロールパネルの仕様はラウターのメーカーや機種によって全くちがいますが、たいてい、最初に出てくるページにユーザーIDとパスワードの欄があるはずです。ここに正しい値が入っていますか?
前回の記事を繰り返すと、通常、ADSLのユーザーIDは@以降を含むメールアドレスと同じものを入れなくてはなりません。これに対しケーブル接続のものは@より前の部分のみを入れます。パスワードについては、大文字と小文字をきちんと区別して入れましょう。
正しい値を入れたら、「Apply」などと書かれたボタンを押し、これをラウターに送信してラウター本体に保存します。こうしないと、変更はコントロールパネル内だけのもので、次回電源を入れ直したときには消えてしまいますから注意してください。
次に「Connect」などと書かれた接続ボタンをクリックすれば、接続できるようになるはずです。結果(接続状況)は「Status」のようなメニュー、あるいは先頭ページのどこかに表示されるはずです。
以上についての具体的やり方は、やはり機種によって全く違うので、ここではこれ以上詳しい説明はできません。マニュアルを調べてもいいし、関係ありそうなメニューを開けて探せばやり方がわかるはずです。がんばってください。
