
こんにちは、セシリアです。この間、時間は短かったけれど、とても豊かで充実した時間を過ごすことができました。同じ考え方を持つ人達と時間を共有すると、とても生産的で前向きな気持ちになれるものですね。一人でやるよりも、やりたいことをシェアすると、実現する可能性も高くなるのです。
「都市型ホスト」の勧め
以前WWOOFINGのお話をしました。有機栽培をしている農家に行って労働力を提供し、代わりに食事と宿泊させてもらうというWWOOFING(Willing Workers on Organic Farms)。
詳しくは[WWOOF AUSTRALIAのウェブサイト](http://www.wwoof.com.au)を見てください。知識の交換や新しい友人作りにとても役に立ちます。私もWWOOFer としてあちこち行きましたが、今回はWWOOFのホストになることをお勧めします。
たいていのWWOOFのホストは、都市から離れた郊外や田舎にいます。でも有機栽培は庭でもバルコニーでもできるし、市内にホストが住んでいれば交通の便がいいので人が来やすく、身近なパーマカルチャーの実現に結びつくと思います。
庭やハーブのポットの手入れを手伝ってもらったり、オーガニックフードの店で食材を手に入れ、それで一緒に料理に挑戦することもできるでしょう。
私のホスト体験
最近私は日本人のWWOOFerのホストになりました。ある日パーマカルチャーを実践している友人から電話があり、日本人のとても素敵なカップルがいるから、ホストになってあげて、といわれました。彼らに何をしてあげられるだろうと考える間もなく、ジュンとナホコはやってきました。
夕方家に着くなり、彼らは「何か庭でやることはありませんか?」と聞きました。「うちの庭は日当たりが悪いから、今の季節は苔ぐらいしか生えていないの」と言いました。

するとジュンは、どんな状態でも前向きに考えれば役立つことを見つけられるというパーマカルチャーの考え方で、「じゃあmoss-ballを作ろう」と早速庭に出て行きました。粘土質の土をボールのようにして苔をくっつけ、日陰の好きなスミレとスパイダープラントを日頃使わないお皿と小石でアレンジ。何もない庭から30分でかわいい活け花ができたのです。

ナホコは大阪のオーガニックフードカフェで働いているので、冷蔵庫にあるものであっという間にレストランのような夕食を作ってくれました。彼女の手の動きがきれいだったので、「茶道をするの?」と聞くと答えは「Yes」。そのうえ、携帯用のお茶道具を持っていて、食後に一杯ごちそうしてくれました。
英語は上手ではないのですが、こういった日本の文化を伝えようとする気持ちを持ち、相手をよく観察し、心遣いがあれば、コミュニケーションはうまくできるものですね。
朝になって私が起きると、彼らはすでに起きていてすべてきれいに片付けられていました。そしてまた「何か手伝えることがありませんか?」と聞いてくれました。

私はその言葉に甘え、一人だけではできなかったバルコニーの植木の並べ替えや、猫のトイレの入れ物で作った「ミミズコンポスト」にハンドルをつけてもらいました。そのとき「日本に帰ったらバルコニーガーデンの先生になったら?」と提案し、ワークショップのアイデアを出し合いました。
その日の午前中に彼らは次のホストの所に旅立ちました。一緒に過ごす時間は短かったけれど、本当に充実した時間でした。私はこれからもこの家でホストをやろうと思っています。
自分に合うWWOOFerの見分け方
多くの人がWWOOFしているので、自分に合う人かどうか見分けるのは難しいかもしれません。「WWOOF HOST LIST」に登録し、それを見た人が連絡してきたら、次のことがヒントになるでしょう。
- どれだけ熱心に質問してくるか。
- 興味や趣味が何か聞いてみましょう。買い物や映画鑑賞といったどちらかというと消極的な趣味の人よりは、アクティブな人のほうが話題がたくさんあって楽しいです。
- 若くてももちろん素敵な人はいますが、ある程度の年齢の人のほうが、自立していて仕事が任せやすく、経験や失敗から学んでいることが多いので、教えられることが多いです。 Servasのメンバーになってみては?
WWOOFだけでなく、「Servas」という無料ホームステイの組織もあります。「Servas」は、第2次大戦後ヨーロッパの国々の若者がいろいろな国の人と出会えたら、それが文化交流、ひいては平和につながるのではないか、とデンマークで始まったものです。
WWOOFと同じようにリスト本をもらい、ホストを選んで訪ねることができます。メンバーになるためには面接があり、人類にとって役に立てるような人、将来の夢を語れるようなスペシャルな人なら受け入れてくれます。
私がヨーロッパを中心に1年間旅したときは、このServasとボランティアのおかげでたった$2000で旅行することができました。それはパーマカルチャーに出会った旅でもありました。
多くの人と出会い時間や知識をシェアすることで、豊かな人生になると思います。
