こんにちは、セシリアです。Permacultureという言葉はPermanent Agriculture「持続可能な農業」とPermanent Culture 「持続可能な文化」を合わせた言葉です。車やヒーターを使い放題で原油に頼る今の生活は、原油がなくなったらおしまい。Permacultureの生活デサインを利用すると、豊かに、平和に暮らすことができます。それで今回は、自分の力で移動する「自転車」のお話です。
いいことずくめのサイクリング
私はティーンエイジャーになってから、自転車に乗るのを止めました。ハイヒールを履いたり、ドレスを着たりするオシャレな女性はしないことだと思ったからです。でも28歳を過ぎて、また自転車に乗るようになりました。 それは子供のような気分になれ、悲しいことがあっても自転車に乗ると忘れることができるとわかったからです。ペダルをこぐと前に進む。それは単純なことかもしれませんが、体を動かすことで気持ちも健康的になります。 パーマカルチャーはその考え方の中で、「資源はいつかなくなるのだから、自分の力で暮らしていくことを考えよう」ということをいっています。石油会社も「地球上からいつかはガソリンもなくなる」といっています。つまり、限りある資源は必要最低限にして長くもたせ、その間に自力で楽しく暮らせることを練習すると良いと思います。そうしない社会は、消えて行く資源を一人占めにするために、戦いを始める人も出てきます。 私のヒーローには、自転車に乗る人が多いです。チェコスロバキアの前大統領、ハベル、知ってますか? 彼は政治犯で、国民に愛された劇作家でした。革命後、大統領になったのに、毎日自転車で仕事場まで通っていたのですよ。先日の王家結婚式で、デンマークの女王を見ましたか? 彼女は優雅なお祖母さんだけでなく、とてもクリエイティブに、自分らしく生活している方です。 バレエの服装をデサインしたり、哲学の本を訳したり。週末は、コペンハーゲンを自転車で乗り回しています。 健康と環境を大切にするデンマークは国が無料貸し出しをしている自転車の国で、ビジネスマンもお母さんも自転車! 盗もうと思う人はいないらしい…。
そして、何よりメルボルンは自転車に乗る環境が整っています。ラッシュアワーでなければ、電車に乗せてもOK。つまり自転車で出かけて疲れたら帰りは電車でも帰れるのです。
10月6日は自転車の日
毎年この日は「自転車に乗って通勤通学しよう!」というキャンペーンの日です。朝自転車に乗ってFederation Squareに行くと、無料で朝ご飯を提供してくれています。新しい友達を見つけるチャンスでもあります。 メルボルンでは10月6日だけでなく、毎月末の金曜日Swanston St. の州図書館に17時半に集合して、自転車に乗ってみんなででかけます。その日集まった人たちでどこに行くか決めますが、警官が同行してくれて車よりも自転車優先。赤信号でも通れるのでちょっとエキサイティングです(歩行者が第一優先ですが)。これは1992年にサンフランシスコで始まった運動で、世界80カ国、東京でも行なわれているのですよ。自由参加なので私も夏の間出ています。 犬が乗るためのトレーラーがついているような面白い自転車が見られたり、何かの扮装をして自転車に乗っている人もいます。これはCritical massというイベントネームで「今度一緒に自転車に乗りましょう」というパンフレットも配っています(http://www.criticalmass.org.au でも内容がわかります)。自転車に乗るときの注意や手入れの仕方なども具体的に載っています。参加も歓迎されますし、街で見かけたら声をかけてください。 また、http://travelsmart.vic.gov.au では自転車が借りられるところや、サイクリングにぴったりなコースを紹介しています。自転車を買う前にレンタルしてみるのもいいと思います。
ちなみに私の自転車は、CERESという環境公園で$15で買いました。ここはボランティアの人がセカンドハンドの自転車を修理して安く売ったり、発展途上国に寄付したりしているところです。私の自転車はたぶん40年ぐらい前の代物ですが、彼らの指導で修理して新品同様です。 あとはお金がかかったのは、ライトをつけたのと、必需品のヘルメット$60を買うお金でした。
自転車に乗る時気をつけること
ヘルメットは、自転車にのるときには必ずかぶらなければなりません。これは身を守るため、法律できまっています。夜はライトをつけるのもお約束。日本と違って、ここで自転車は車と同じように思われていて、同じように交通ルールを守らなければなりません。 自転車は車道全体を利用する権利があります。それで歩道側を走りがちです。その時によくあるのは、脇に止まっていた車のドアが開いてぶつかってしまう、という事故です。止まっている車の中に人が見えたらスピードを落としてミラーごしにドライバーの様子を見ながら走りましょう。 交通量の多い交差点で右に曲がりたいときは、一旦降りて歩行者と同じように歩くといいでしょう。 そのほかにもルールがありますが、自転車に乗っている友達を見つけて、コツや自転車で行くと楽しい場所を聞くといいでしょう。自転車に乗っている人は親切でフレンドリーな人が多いのです。
TIPS:自転車を借りてみよう
メルボルン動物園の裏側から Moonee Ponds Creek沿いを行くと、田舎道感覚で素敵なサイクリングが楽しめます。私もお気に入りの道。3時間ぐらい自転車を借りてメルボルン市内を回ったりしてもいいかも。
Bicycles for hire Tel : 0417-339-203 (Federation Squareの川をはさんだ向かい側。橋とボートハウスの間にあります。$13 per hour, or $22 for 3 hours.
今月のコミュニケーション英語
●サイクリングにいい道を教えてほしいとき [em]Excuse me, Can you give me some advice? I’m looking for a nice bike path.[/em] 唐突に「いい道教えて!」と聞くより、前置きに「教えてほしいのだけど…」といったほうが、気軽に応じてくれることが多いです。Passに聞こえないようにPath の発音に気をつけて。地名の Perthと同じように、thのとき舌を歯ではさむようにします。鏡を見て練習するとうまくなります。
●道に迷ったとき、店を探すとき [em]I’m lost. Can you help me find my way ?/ I’m looking for a bike shop. Do you know a good one?[/em] I’ve lost my wayは、「生きる道に迷っている」という意味もあるので、ネイティブは最近使いません。ここでも前置きをするとソフトに聞けます。教えるほうは親切に教えてあげたくなるはず。


