こんにちは、セシリアです。農業に興味がなくても、Permacultureの庭作りの原則には、暮らしのヒントになる知識がたくさんあります。たとえば「できるだけ最小限にすること」。友達も広く浅く付き合うのではなく、本当に好きで互いを高めあえる人を選ぶ。自分の居場所を小さくすると、家もシェアできて手伝う人が増える。助け合う練習にピッタリなのが今回のWWOOFINGのお話しです。
お互いの利益になるWWOOFING
先日私が訪れた有機ハーブティー農場では、金曜日に着いてから月曜日に帰るまで、私にとって楽しい事が次々に起きました。昼間みんなで雑草を抜きながら、主人Paul の冗談と哲学を聞くこと。かわいいあひるを抱きしめること。マルチ用の藁を撒いたあと、藁の山で昼寝すること。食事を一緒に作る時、材料を冷蔵庫からではなく、庭から取ること。村の面白い人とShaunaが開く太極拳のクラスに参加すること。 「今度来る時、私たちの所にもWoofingしてね」と近所の木工職人が招待してくれました。また近いうちに訪ねたいです。 WWOOFはWilling Workers On Organic Farms のこと。直訳すると、有機栽培をしている農場でボランティアをすることです。農場の仕事を手伝う代わりに、寝床と食事を提供してもらう。知らない者同士だけど、お互い助け合って生活してみよう、ということ。ちなみにWOOFというのは、犬の鳴き声でもあるのですが、わかりましたか? このウェブサイトを見てください(WWOOF AUSTRALIA(http://www.wwoof.com.au)。日本でも、外国人を受け入れているところがたくさんあります(http://www.wwoofjapan.com/)。 どうしたら WWOOFERになれるか、というと、メンバー登録をして、左の写真の WWOOF HOST LIST をもらいます。会費は1年間$50。友達と一緒に旅をするなら、2人で$60。ホストリストをシェアすることもできます。これに受け入れ先のリストが載っています。オーストラリアでWWOOFingすることが日本人の間でとても人気になったので、新版にWWOOF制度の説明やホストに泊まるときのヒントが日本語で書かれるようになりました。
ホストファミリーと仲良くする方法
まず、自分の興味や性格に合うホストを選びましょう。ホストリストには、趣味や家族のこと、泊まる条件や近所の観光地、犬がいるかどうかなどいろいろな情報が盛り込まれています。 そして自分に合いそうなホストに自己紹介のメールや手紙を書くといいです。泊まりたい日にちだけでなく、学びたいこと、得意なこと、将来やりたいことを書くことをお勧めします。たとえば「今年の目標にある、有機虫除けの技術や池の作り方の習得をしたい。また、自分は書道ができるので、表札などを作ってあげられます」など。 ホストにはいろいろなタイプがあります。おしゃれなB&Bから、電気や給水のない本格的な自給自足の所まで。将来本格的に農業にかかわる夢を持っている人は、長く農業を続けていて、具体的な知識を得られる農場を選ぶといいでしょう。 行くときには、日本のお土産を持って行くと喜ばれます。たとえばカレールー。2つ用意していって、1回はそれを使って実際に作ってみせます。お茶漬けやふりかけも失敗がないし、手軽にできるので重宝されます。 英語が全くできないと少し困りますが、ホストとはコミュニケーションしようとする気持ちと、役立ちたい、学びたい気持ちがあれば、上手じゃなくても大丈夫。ある人は英和と和英辞典を持っていき、英和辞典をホストに貸したそうです。WWOOFホストの人は考え方が広く、国際交流したい人が多いです。日本の歌を歌ったり、折り紙の仕方、あるいは日本のプレゼントの包み方を教えるのはどうでしょう。また、ホストの名前を漢字やひらがなで書いてあげることも素敵な「おみやげ」になるでしょう。
自宅でも取り入れられるPermaculture
私がWWOOFingに行く時には、Permacultureを取り入れている農家を選ぶようにしています。そこでは「チキントラクター」のようなクリエイティブで面白い工夫を発見できるからです。これは、鶏をワイヤーで作った大きな籠の中に入れて畑の中を移動させるものです。こうしておくと、鶏が虫や雑草を食べてくれるし、土を掘り起こすので、人間が手をかけなくてもすむ、という方法です。人間じゃなく、動物や植物がお互いの世話をする。また、植えて相性のいい植物を選びます。たとえば玉ねぎは窒素がたくさん必要ですが、豆類は窒素を発生するので、その隣に植えます。 こういったことは自分の家のベランダや庭でも取り入れられますね。毎日使うレタスやハーブは家から出てすぐの所に植えます。そこなら生えてくると必ず気が付き使いやすいでしょう。庭をデザインする時、できるだけ小さい面積を耕して、できるだけたくさん収穫するのが大事です。りんごの木など実のなるものは日光が当たる壁に沿って植える。壁が支えにもなるし、壁の暖かさで育ちも早い。ネットをかぶせたり、できた実を取るのも簡単です。野菜と花を密集させ、背が低いものと背が高いものを一緒に植えると虫が混乱して、食べたいものを見つけられなくなり、雑草が生える場所もなくなります。こういったいろいろな生活のヒントを見つけにWOOFINGしに行くといいですよ。

TIPS:WWOOFメンバー登録できるところ
出向くのに便利なところ。WWOOF HOST LISTには、ほかの場所も載っています。
●Greenhouse Backpackers Level 6, 228 Flinders Ln, Melbourne Tel:03-9639-6400) ●Friends of the Earth 312 Smith St, Collingwood (Tel;03-9417-4564) *お勧め。86番トラムに乗ってJohnson St で降ります。安いオーガニック・ランチセットが有名。おなかがすいたときに行くといいです。
今月のコミュニケーション英語
●初めて電話をかけるとき Hello. My name is Mikiko. I would like to do WWOOFing at your house. 2回目にかけるときはThis is Mikikoでいいのですが、初めてかけるときはMy name is~で。This is~と聞くと、「以前会ったことがあるはずなのに、誰か忘れてしまった! 失礼しているかも」と相手が思ってしまいます。
●トイレに行きたいとき Where is the ladies /men’s room? もしくは May I use the toilet? 日本人がよく、Can I borrow the bathroom? と言うのを聞きます。たしかにborrowは貸すという意味ですが、持てる物をさして使うのでこの場合は間違いです。また、貸してくれませんか? というと拒否されることも考えられるので、私はいつもトイレはどこですか? と聞きます。

