こんにちは、セシリアです。うまくデサインされたパーマカルチャーの庭では、全ての動物、植物、作った物はいくつもの役割を果たしてくれます。たとえばひまわりを並べると、弱い植物を守る風除けに、棒の代わりや豆のつるの支えにもなります。見た目のきれいさはガーディナーに喜びを与えます。最後は種を食べ、葉っぱを肥料にできます。
このように庭のものが皆、お互いのためになると「豊かな庭」になります。同じように自分に合うボランティアをすると、利益は一石二鳥またはそれ以上になるでしょう。あなたも多様性のある、豊かなコミュニティの必要メンバーになれることは間違いありません。
ボランティアの「楽しみ」
今月、私にぴったりのボランティアがみつかりました。Permaculturists Network が企画しているNew Zealand Eco-Life ツアーのボランティア通訳の仕事です。有名なパーマカルチャーガーデン、手作りのEarth Buildingやエコビレッジを訪ねながら、日本語の勉強ができ、素敵な夢を実現しようとしている人たちと友達になるチャンスでもあります。 「Lord of the rings」という映画に登場した、息が止まる程美しい景色の中、ハイキング、カヤック、水泳ができれば、私には天国です! 神様に毎晩「ツアーの参加者が十分集まりますように」と祈っています。
ボランティア体験の数々
私は中学生の時から、趣味のようにボランティア体験を重ねました。若い時に世界を探検したり、自分の可能性を試すことは、それがどんな仕事でも、価値がないはずはありません。
木を植える。自然保護などの団体の事務。ホームレスのsoup kitchen…。子供たちと楽しいキャンプ。そのとき私はろうそくを作ることを学び、子供たちと手作りワークショプを開きました。また、友達と砂漠にあるアボリジニのコミュニティに行って、ボランティアをしながら、見たことがないオーストラリアを初めて体験したこともあります。
大学生の時は1年休学して世界を旅しました。ホテル代がなかったので、ホームスティとボランティアをしながら。その頃は世界の宗教に興味があったので、西洋仏教センターの庭でモザイクを作るボランティアが一番楽しかったです。そこで、イスラム教に改宗してベールを被ったヨーロッパ女性と部屋をシェアし、夜遅くまで人生観について話しました。 メキシコでは孤児院に1ヶ月滞在しました。シスター(尼さん)と時間を過ごして、本当の美しい女性とはどんな人なのかが理解できました。彼女のような女性になりたいと思いました。冗談を言い合いながら、愛を込めて毎日仕事をしました。シスターのただ一つの愚痴は「英語が大変!」でした。なぜかというと、何も持たない人の気持ちを理解するために、彼女達は自分の国、自分の言語さえ捨てて、赴任した国で新しい生活をする決まりがありますから。 ある日、嬉しいハプニングがありました。マザーテレサが突然訪ねて来たのです。「生きている聖人」と会って話しをするという思いがけない経験ができました。ボランティアをしていたおかげで。
日本にいたとき、東京の国連大学では興味深い環境問題や国際的パーマカルチャーの会議が時々行われていました。とても行きたかったのですが参加費が高すぎました。何かできないかと思い、「外国人を迎える受付をやらせてください」と頼んだのです。 自分の好きなイベント会場の受付なら入場料なしで出入りも自由。同じ目的を持った人が集まるのだから、それも面白いでしょう。おかげでずっと憧れていた環境活動をする人達と出会うことができて、私の世界が大きく広がったのです。
お金よりも大切なこと
ボランティアしている人は「誰かの役に立ちたい」「何かを試してみたい」という気持ちを持っている人が多いので、一緒に仕事をしていても楽しいです。友達になるチャンス! それに、学校の授業にはない「生きた英語」を学ぶことができます。毎日使うので覚えられます。夏休みに何もしないで過ごすより有意義でしょう。 世の中には色々な職業がありますが、自分に合う仕事、学びたいこと、身に付けたいことを見極めるチャンスでもあります。たとえば、看護師になりたいと思っているのなら、病院でボランティアをしてみるといいと思います。現場でその職業がどんなものかを見ることができます。思った以上に楽しいことや大変なことがわかるはずです。 また、ボランティアをするとその内容を履歴書に書くことができます。ボランティア団体に推薦状も書いてもらえます。これは将来就職したいときにプラスになります。 ボランティアは「見返りのないもの」と思う人が多いかもしれませんが、そんなことはありません。 ボランティアをすると自分にどんな才能があるか、眠っている才能を見つけられるようにもなります。私がイラストを描くようになったのは、ボランティアで環境教育公園の地図を描いた時「私、結構うまいね!」と思ったのがきっかけでした。 ボランティアは小さなドアかもしれないけど、大きな世界の広がる可能性があるともいえるのです。

TIPS:ボランティアの探し方
Volunteering VICという団体があります。ここのウェブサイトをのぞいてみてください。
http://www.casey.vic.gov.au/volunteers/Volunteering Tel:03-9642-5266 7th floor, 388 Burke St. (near Elizabeth St)
連絡して面接の予約をします。30分ほどの面接で興味、学びたいこと、将来の目標を聞かれます。すると何万もの登録された仕事の中から、似合いそうなものをみつけてくれます。 例えば、週1回、寂しい子どもに本を読んであげること。メルボルンの案内を観光客にすること。動物園で好きな動物の世話をすることなど。 選んだらその場で、職場に電話して紹介してくれます。お互いに都合がよければ、仕事を始める日を決めて終わります。
TIPS:Newzealand Eco-Life ツアーって?
自給自足の暮らしをしている人の「おもしろ自力建築」を見てまわるツアーです。身の回りにある素材を用いて、食べ物、電力、水、家などの自給自足をしています。素敵な手作りの暮らしが体験できます。
詳しくは、http://www16.ocn.ne.jp/~enjutei/ を見てください。
今月のコミュニケーション英語: 「make」「let」の使い方
●「make」には、多くの意味がありますが「やりたくないのにやらされる」という時にも使います。たとえば、「Idon’t want a job that makes me loved.」「let」は、「やりたいことをやらせてもらえる」という意味があります。たとえば、「I want a job that lets me use my talent.」 At work, my boss makes me work late. 上司に遅くまで仕事をやらされています。 At my volunteer job, my boss lets me go home when I want. ボランティアだから、上司は好きな時間に帰らせてくれます。
私は七人兄弟の長女で、子どもの世話はもう十分していたので(笑)、得意のソーイングで子供たちに枕カバーやシーツを作ってあげました

