創造力でポカポカな毎日 - Permaculture すろーらいふ - Dengon Net

創造力でポカポカな毎日

2005-07-01

こんにちは、セシリアです。寒くなってきましたね。 今回は寒い毎日を「温かく&暖かく」過ごす方法を考えてみました。工夫次第でたくさんのエネルギーを使わず「温かく」過ごすことができます。こちらは実用的なお話。そして「暖かい」お話は、昔お父さんが苦労して薪割りをしてくれた薪で「暖かい気持ち」で暖炉の前で過ごしたお話。どちらもとても素敵でしょう。


オージー式手作りあんか

寒くなってきたので、先週私はWheat Bagを作りました。とても簡単にできます。日本人のシェアメイトも一緒に作りました。40cm×30cmぐらいの好きな綿の布を見つけて、手縫いかミシン縫いで袋を作ります。中表にして縫った後、麦を入れて口を閉じます。麦はビクトリアマーケットのナッツを売るコーナーにあります。麦はパンパンに入れずに少し余裕を持たせるぐらいになるように入れるといいです。乾燥したオレンジの皮やバーブ、ユーカリの実などを入れても良い香りが楽しめるでしょう。自分の物とわかるように、パイピングやフリルやリボンをつけてもいいかもしれません。

これはどうやって使うのかわかりますか? そう、日本の湯たんぽと同じです。3分間ぐらい電子レンジで温めてください。それを肩やひざに乗せるととても温かく過ごせます。 勉強をするとき部屋全体を温めてしまうと、眠たくなってしまうことが多いですが、これは体だけ温まるので、勉強も集中してできます。

 軽いし香りもいいし、何回も使えるのでとても重宝します。ラベンダーなど好きな花やハーブを入れれば、リラックスしたいときにいいと思います。私は毎年寒くなってくるとWheat Bagを作り変えます。古くなった麦はコンポストに入れたりして土に返します。袋もコットンならコンポストに入れられます。

作るのが面倒な人は、薬局などに売っている湯たんぽ(オーストラリアでは日本の氷枕のようなものが湯たんぽと兼用されています)を使ってもいいですね。以前私も使っていて、使い終わったら水を植木にあげていました。

ちょっとした工夫で温かさが増します

ある冬には、値段の高い二重窓の替わりに「Winter Windows」というガラス窓の周りに貼るラップのようなものを貼りました。市販されていて(販売しているお店は「Going Solar」。下のTipsを参照してください)、小さい窓なら$19のセットで間に合います。そのプラスチックの薄いシートを窓に貼って、ドライヤーで温めるとしわがなくなり、シートが貼ってあるのかどうかほとんどわかりません。シートと窓ガラスの間に空気の層ができて、断熱材の代わりになり、ガラス窓から熱が逃げていくのを抑えます。

 オーストラリアの家では、カーテンレールの上にPelmetという箱のような目隠しがあることが多いですが、目隠しだけでなく、温かい空気が逃げないようにするための役目も果たしています。ついていないときは、追加してつけることもできます。カーテンを冬の間、厚地のものに変えたりするのも、日本と同じ生活の知恵ですね。

Radiatorタイプの電気ファンヒーターは安いですが、とても電気代がかかります。同じ電気を消費するにしても、オイルヒーターに変えると電気代は少なくてすみます。また、ヒーターの置き場所を変えるだけでも、温かさが変わることがあります。

パーマカルチャーの考え方の中にも、温かく過ごす工夫があります。砂漠は暑過ぎて植物が育ちにくい場所ですが、黒い石を植物のそばに置いておくと、日中はその石が地表に当たる熱を吸収し、寒い夜はその熱を放射して植物の成長を助けます。温度差が少ないほど植物には負担がなく、エネルギーを成長に使えるということになります。

この方法を活かして、家の中の日当たりのいい場所にタイルのような重い材料を敷いておくと、夜になってそのタイルが熱を放射してくれるでしょう。 また、南向きのサンルームとつながった部屋の上下に、空気の逃げ道を作ると、上の穴からはサンルームからの温かい空気が入り、下の穴からは冷たい重い空気がサンルームに吸い込まれるという空気の循環が起きて、お天気のいい日は暖房がいらないかもしれません。Ceres環境公園にこのモデルハウスがあります。

将来のために練習しておこう

スイッチを入れるだけで温かくなるものはたくさんあります。でも、少しの工夫でスイッチを入れる回数を減らす、スイッチをつけなくてもすむものがあるはずです。いつも座るところに、Wheat Bagと膝掛けを用意しておけば、ヒーターをつけなくてもすむかもしれません。 いつか電気、ガス、石油も今までのように使えなくなる時代がきます。そんなときのために今から練習をしておきませんか? そうすれば、低エネルギーの時代は怖くないはずです。

そして何より精神的に暖かくなることも忘れずに。以前お話しましたが、私が小さいころよく一緒に過ごしたネリーおばさんの家では、暖炉はテレビの替わりでした。ファイヤープレイスは、家族が話をしに集まる場所。外から帰ったとき、寒い部屋からその部屋に入ったときの温かさは身にしみました。お父さんが割ってくれた薪でみんなが火を囲んで温まりました。薪の燃えるにおいは今でも、どんな香りよりも素敵だと思います。家族関係、人間関係の「暖かさ」が本当に貴重なもの、身体を暖めるものだと、今でも思っています。

TIPS:エコ・グッズストアにいってみよう

「Going Solar」(Tel:03-9348-1000 60 Leisters St. クイーンビクトリアマーケットの近くにあります)には、無添加のシャンプーや、人体に無害な蚊取り線香、ソーラーパネルやコンポストを作るものも売っています。建物もソーラーハウスのようです。 また、Ceres環境公園(Tel: 03-9387-2609)には低エネルギーハウスがあります。環境に優しいアイデアがたくさんあって、自分の生活に活かせるヒントがみつかるはずです。

今月のコミュニケーション英語

今回は「お湯を沸かす」にまつわる英語の使い方です。

「お湯が沸きましたか?」と聞く時。 × Is the water boiled? ○ Is the water hot? 英語ではお湯でも、水でも「water」を使います。

「お湯を沸かしてください」と言う時。 × Please boil the water. ○ Could you turn on the kettle for me?(電気ポットを使う場合) ○Could you put the kettle on (the stove) for me?(ガスレンジを使う場合)

「電子レンジで暖めてくれる?」と言う時。 ○ Could you put this in the microwave for me?

「できたよ!」は? × Its finished. 「もうなくなった」という意味になってしまいます。 ○ Its ready.