フェットチーネのカルボナーラ - オーストラリアの食材活用レシピ - Dengon Net

フェットチーネのカルボナーラ

2006-10-10

カルボナーラのお話

今月はみなさんにもお馴染みのカルボナーラをスーパーマーケットなどで手に入れられる生パスタ(フェットチーネ)を使ってアレンジしました。

実はこのレシピ、とても変てこなイタリアンなんです。どれくらい変かというと「きりたんぽの関西風」、ありえませんよね。

この説明をする前にイタリアの食の歴史の紐を少し解きます。もともと小さな国がたくさんありローマを中心としてイタリア王国になり、およそ現代のような一つの国なったのが130~140年前。それまでは各々の国に土着料理があり、それが一つの国になってから情報と流通の活性化により混合されていきました。

そして今日でも北イタリアと南イタリアの二つに大きく分けることができます。北イタリアは乳製品、肉類などを多く使い、パスタは生の物が主流、濃厚な料理が多いのに対し、南イタリアでは魚介類や野菜をふんだんに使い、シンプル、パスタは乾麺。そう、クリーム系のパスタは北、トマトソースやオイル系のパスタは南なんです。

では、カルボナーラに話を戻します。皆さんがよく見かけるのはスパゲッティカルボナーラ。スパゲッティですから大体は乾麺が使われていると思います。ということは、南イタリアの料理かと思いきや、こってりとしたクリーム系のソースが絡まってる…。

実はこの料理はローマのもので南イタリア料理なんです。ですから伝統的には生クリームは入らず、卵とチーズで仕上げます。クリーミーなカルボナーラに慣れ親しんでいるので想像しづらいですね。そしてもう、このレシピのおかしなところお気づきですね。

今回は、パスタと生クリームは北から、基本のソースは南からなんです。でも、きっと気に入ってもらえるはずです。北と南の素敵なコラボレーション、お楽しみください。