ラムシャンクの煮込みナバラン風 - オーストラリアの食材活用レシピ - Dengon Net

ラムシャンクの煮込みナバラン風

2007-10-01

素材を生かすスペイン料理

今回、作った料理はちょっとスペイン風です。私自身、スペインには行ったこともスペイン料理を本格的に学んだこともないので、スペイン料理と呼ばず「ちょっとスペイン風」といわせていただこうと思います。

実は、今回の料理は、私の実家の近くに、ずいぶん前(私が高校生のときにはあった気がします)からあるスペイン料理の店で、かれこれ15年も前に食べたものを再現してみたものです。ここ数年、スペイン料理の人気の高まりは世界的に目を見張るものがあります。もちろんどこの国の料理も素材を生かしながら、それぞれの食文化を開花させてきたわけですが、俗にフランス料理は素材を変化させる料理、イタリア料理は素材を重ねる料理、スペイン料理は素材の味を引き出す料理といわれています。

東京のホテルで働いていたとき、幸いにもスペインからトップシェフを招き一緒に働く機会に恵まれました。そのときフレンチやイタリアンとは違う素材の生かし方に興味津々だったことを思い出します。健康志向が高まっている近年、シンプルに素材の持ち味を引き出すスペイン料理に注目が集まるのも、わかるような気がします。今回の料理では家庭でも作りやすいように、電子レンジを使用して玉ねぎとピーマンの甘味を引き出します。そこに長時間、熟成と乾燥により旨みを引き出したチョリソを合わせるわけです。軽めのワインと合わせて、ゆっくりと晴れた日の昼食にでもいかがでしょうか?