トマトについての基礎知識 1 - 料理コラム - Dengon Net

トマトについての基礎知識 1

2006-01-01

トマトはナス、ピーマン、ジャガイモなどと同じナス科の植物です。原産地は南米ペルーで、そこを拠点にアメリカ大陸へ、さらにヨーロッパ、アジアへと伝わっていきました。トマトは最初、食用としてではなく観賞用として広がり始めました。

トマトの種類

現在、世界中で年間約8000万トン栽培されているトマト。品種の数は約8000種。日本の野菜の消費量の中で、トマトは6位。フランス、イタリアでは1番使われている野菜です。生食用、加工用と二つに大別されます。

生食用のトマトはアメリカから伝わった後、各地で改良され多くの品種が出回っています。日本でよく見かける完熟桃太郎、ファーストトマトやオーストラリアの生食用トマトはその類になります。

ミニトマトはチェリートマトが主流ですが、最近グレープトマト、つるつきトマト、ペアトマトなど変わった品種も出回っています。ミニトマトはトマトに比べとても小さいですが、実はトマトよりも栄養成分が高く、カロチンも豊富です。

加工用トマトとしてよく知られているものに、細長いタイプのイタリアのサンマルツァーノ種があります。サンマルツァーノとは、イタリアのカンパーニャ州にある農村の名前で、その付近で栽培されている長トマトを指しています。

現在主流の細長いトマトはイタリアで改良されたサンマルツァーノ種と掛け合わせた品種がほとんどです。こちらでよく見かけるローマトマトなどがその類です。

美味しいトマトの見分け方

美味しいトマトはガク近くまで赤くなっている物です。しかし店頭で販売されているものは輸送、販売時間があるので青摘みされているものがあります。それらは時間をおけばおのずと赤くなるのでもう一つ注意。

ヘタやガクの部分が緑色で枯れていない、しなびていないものを選ぶようにしてください。また店頭ではできませんが、甘みがあり美味しいトマトは糖度が高く比重が重くなるので水に沈みます。なかなかはわかりませんが、やはり手で持ったとき重く感じられるものが他の野菜や果実同様、良質のようです。