世界3大ブルーチーズ? - 料理コラム - Dengon Net

世界3大ブルーチーズ?

2006-03-07

読者の方の中にはブルーチーズ(以下ブルー)は苦手という方もいるのでは…。初めは独特の匂いと口の中に広がる刺激がどうにも気になり、私も食べられなかったものです。しかし慣れとは恐ろしいもので匂いが香り、刺激が風味と感じられるようになり、今や至福の味となりました。俗に3大ブルーといわれる、イタリアのゴルゴンゾーラ、フランスのロックフォール、イングランドのスティルトン。でも、この3大ブルーチーズは、日本人が勝手に選んだだけなのです。

三つとも名前の由来は村の名前からで、ロックフォールは地下の洞窟で作られ、その洞窟があるのがロックフォール村。イギリスのスティルトンは最初に売られた町の名前。産地はもう少し北に位置します。ゴルゴンゾーラ村はアルプス山麓の放牧地にある村。残念ながら現在はブルーの生産は行われていません。それぞれの特徴は、ゴルゴンゾーラは甘口のドルチェと辛口のピッカンテの2種があります。よく売られているのはドルチェ、刺激が弱く特有の優しさが感じられます。マイルドな味わいが身上のブルーですので、ドルチェが主流なのもわかるような気がします。

ロックフォールはこれらの中では唯一、高品質の羊乳からのみ作られ、カビは天然の決められた洞窟内で一定期間熟成させたものでなければロックフォールと名乗れないというこだわりよう。なるほど、羊乳独特のコクとバターのようなまろやかさは絶品。塩気のきつさとピリッとした刺激が持ち味。ブルー初心者にはそのままでは多少きついかもしれませんが、デザートワインとのマッチングは最高です。

スティルトンはロックフォールに比べると刺激も穏やか。ポートワインと合わせるのが英国流。料理に使わず、そのままクラッカーなどに乗せてマイルドさの中にもブルーらしいピリッとした刺激をストレートに味わってほしいブルーです。

デリなどでも入手可能な3大(?)ブルー、是非、彼らの虜になってください。