メルボルン・オイスター・バー - いただきます - Dengon Net

メルボルン・オイスター・バー

2006-08-02
Melbourne Oyster Bar

グリルド・シーフード・プラッター。海老、モートン・ベイバグ、イカ、蟹、サーモンなどがドカンとのった贅沢な一皿。

新鮮なシーフードを大人の雰囲気の中でいただく

冬になると無性にシーフードが恋しくなる。が、メルボルンでおいしいシーフードにありつくのは難しい。そんなとき、必ず名前が挙がる『メルボルン・オイスター・バー』を訪ねた。

試す価値あり! Oysters with Lemon wedge($27.99)。

彩り豊かで見た目も美しいTiger Prawn served in Garlic Sauce($23.99)。

料理に使われるシーフードがずらり。

果汁がたっぷり使われたPassionfruit Sorbet($14.99)。

日本にいると四季を楽しむ料理があり、季節の移り変わりを味覚でも実感できるが、ここメルボルンでは1年を通して一定の食材が常にあるので食で季節を感じるのは難しい。しかし、食材の旬は存在する。今月は今が旬、寒い時期においしいシーフードをJazzの流れる落ち着いた雰囲気の中でいただきます!

メルボルン・オイスター・バーは、1976年にメルボルンで初めてタスマニア産の牡蠣を出したお店で、今ではシーフードを食べるならオイスター・バーといわれるほどの老舗。お店のモットーは、とにかく新鮮な食材を提供すること。毎日採れたての新鮮な魚介類が、産地から直送される。さらに、近々いけすを作る計画もあるのだとか。肉料理もメニューに並んでいるので、シーフードが苦手な人と一緒でも安心だ。

冬のシーフードの代表格といえば、牡蠣。日本では生牡蠣、酢牡蠣、牡蠣鍋に牡蠣フライと調理方法は様々だが、こちらでは生かグリルだけでシンプルに食べるのが一般的。牡蠣特有のミルキーで濃厚な味を楽しみたければ、生で食べるのがお勧め。「生牡蠣は、ちょっと…」と思う人もいるかもしれないが、ここの牡蠣は貝類の持つ臭みがまったくなく、プックリしていてクリーミーな味わい。ギュッとしぼったレモン汁との相性も抜群。あっという間に半ダースをペロリとたいらげてしまった。レモン汁のほかには、ビネガーやホースラディッシュと一緒に食べてもおいしい。

ウェイターに、生牡蠣に合うお酒を聞いたところ、白ワインが定番だがシャンパンも相性がよいとのこと、是非お試しあれ。

海老をはじめ蟹やイカ、魚類など牡蠣以外のシーフードも充実している。前菜には、タイガー・プローンとガーリックソースのピラフ添え。ガーリックの効いた濃厚なクリームにプリプリの海老が浮かぶ。海老とガーリックのゴールデンコンビは、期待を裏切らない、誰もが幸せになる味。

そして、オイスター・バーお勧めのグリルド・シーフード・プラッターの登場。海老、モートン・ベイバグ、イカ、蟹、サーモンなどがドカンとのった贅沢な一皿。シンプルな料理なだけに、素材の持ち味をどれだけ引き出すかがポイント。

日本人には馴染みのない、モートン・ベイ・バグは、名前も見た目も食べるのを躊躇してしまいそうだが、味は日本のシャコに似ている。海老は、タイガー・プローン、キング・プローン、ウエスタン・オーストラリアン・スキャンピの3種類。一度に3種類の海老が楽しめるなんて贅沢と思うのは私だけ? 牡蠣は白ワインの香りが漂うソースと一緒にグリルされていて、生牡蠣とは違う食感と味。どれも、程よく火が入っていて、素材の旨みがぐっと引き立っている。思わず頬が緩み、楽しいお喋りとお酒もすすんでしまう。ちなみに、夏場は茹でたシーフードをマヨネーズソースとハニーマスタードでいただくコールド・シーフード・プラッター(79・99ドル)がお勧め。

もう、お腹一杯と思っていても、締めくくりはやっぱり甘いものというわけで、さっぱりとしたパッションフルーツ・シャーベットをオーダー。カクテルグラスに入ったシャーベットは、パッションフルーツの甘酸っぱさにココナッツ・ラムが少し効いた大人の味。他にも、チョコレートタルトやクレープ(各14.99ドル)、デザートワイン(7ドル~)などがある。

1階のバーでは、毎週金曜日にJazzの生演奏も行っているし、中2階はファンクションルームになっているので、ちょっとしたパーティーなどにピッタリ。しかも、グループで予約すればリムジンでのお出迎えサービスもあるので、利用してみない手はない。

ごちそうさまでした!