hairy canary - いただきます - Dengon Net

hairy canary

2006-10-10

朝から深夜まで使える知っていると便利なお店

いたるところにカフェがあるメルボルン。お茶だけなら適当な店に入るのだが、食事となると迷って時間ばかり過ぎてしまったという経験はないだろうか? そこで、今回はおいしい食事ができて、ゆったり空間が楽しめるhairy canaryでいただきます!

日本のコロッケとは、ひと味違うChicken & Angel Cardoso jamon croquettas ($9.50)。

Stuffed clamari with chorizo, spinach and semi-dried tomato ($11.50)。

他の店のピザとは違う自慢の窯焼ピザ。Char-grilled lamb fillet, caramelized onion & bearnaise sauce($19.80)。

甘さ控えめChurros with a cinnamon & chocolate dipping sauce($13.80)。

マネージャーのベンジャミンさん。

Swanston StからLt Collins Stを少し入ったところに店をかまえて10年。店名のhairy canaryは、オーナーがスペインのカナリア諸島の出身だからとか。

トントントンと階段を上がると細長い店内が広がり、前面は普通のカフェなのだが、奥にはスパニッシュスタイルの窯が設置されていて、本格的なヨーロピアン・スパニッシュ料理が食べられる。天気のいい日には、道に面した窓が開けられ開放的だ。

店内はJazzが流れ落ち着いた雰囲気。「ファーストデートにもよく使われるんだよ」とマネージャーのベンジャミンさん。なるほど、ほどよくこじんまりした空間と落ち着いた雰囲気で、会話も弾み親近感も生まれそうだ。

やはり最初はTapasということで、Chicken & Angel Cardoso jamon croquettasとStuffed clamari with chorizo, spinach & semi-dried tomatoをオーダー。

Croquettasは、一見俵型の普通のコロッケ。しかし、チキンやアンチョビ、キャベツなどを細かく刻んだものが入った手の込んだ一品。下味がしっかり付いているので、一緒に添えられたマヨネーズをつけなくてもおいしい。

Stuffed clamariは、イカに固めのお米とチョリソ、ほうれん草とセミドライ・トマトが詰められたもの。チョチソのピリ辛、セミドライ・トマトの旨みと下に引かれたほんのり甘い不思議なソースが見事にマッチ!

このソース、ちょっと甘めでどこか懐かしい味。ベンジャミンさんに「このソースの素材は?」と聞いたところ「ヒ・ミ・ツ」とお茶目にかわされてしまった。

次は、一番人気のピザ。Char-grilled lamb fillet, caramelized onion & bearnaise sauce。炭火で焼いたミディアム・レアのラムスライス、甘みがグッと引き出されたカラメル・オニオンと卵黄、バター、ビネガーで作るベアネーズソースがのったボーリュームのあるピザ。

チーズがコッテリのっているわけでないので、あっさりしていて食べやすく、カリッと香ばしく、焼けたピザ生地はフチまでいける。

ラム以外にも水牛のミルクで作られたモッツレラチーズを使用したものやワインが進みそうなブルーチーズを使用したもの、鴨のピザなど、ほかではあまり見ることのない面白い組み合わせのものがあるので、次は何を食べようかなぁと考える楽しみも。

ちなみに、この店ではピザ生地やパスタなどすべて自家製。なるほど、フチまでおいしいわけだ。

居合わせたお客さんの注目を浴びて登場したのが、Seafood paella。蟹がドカンとのった姿が、モンスターぽいと思うのは私だけだろうか。蟹、海老、イカ、チョリソ、赤ピーマン、オリーブなど具だくさん。

お米は、魚介類の旨みをタップリ吸って奥深い味。硬さも調度よく、チョリソの辛さがいいアクセントになっていて、もうひと口と手が伸びてしまう。

おなかいっぱいと思っていてもオーダーしてしまうのがデザート。スパニッシュの代表的なスイーツ、Churros(スパニッシュ・ドーナツ)。Churros with a cinnamon & chocolate dipping sauceをオーダー。こちらのChurrosは、棒状のChurrosに、チョコレート・ディップをつけて食べるスタイル。

シナモンシュガーがまぶしてあるが、甘さ控えめ。チョコレート・ディップもダークチョコにオレンジの風味をつけた爽やかな味。実はこのChurros、デザートだけでなく、朝食としても登場する人気メニューだとか。「えぇ! これを朝食に!?」と目を白黒させている私に、「オージーは、チョコ好きが多いからね」とベンジャミンさん。我こそチョコ好きという方、ぜひお試しを!

オリジナルのカクテルをはじめアルコール類も豊富。素材にこだわった本格的な料理が、朝食は7時半~午後3時まで、Tapasとピザは昼12時~翌1時、パスタとメインは昼12時~夜11時まで楽しめる。この店を知っていると「どこに行く?」となったときに、ちょっと胸が晴れそうだ。

近くに姉妹店のCanary clubがあり、月曜日には、Ms. Mondayというガールズ・ナイト、火曜日にはフラメンコ&パエリア・ナイトがある。興味のある方は足を運んでみてはいかが?

ごちそうさまでした!