大文字 Daimonji - いただきます - Dengon Net

大文字 Daimonji

2007-02-02
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野菜たっぷり、お手頃価格で和食が食べられる店

地元オージー、近くの日系企業のお客さんでにぎわっている大文字。その秘密は一人でもグループで行っても、食事を堪能し、ゆったりできるところにあると聞いた。 季節のスペシャルメニューもあるらしい…。

age_dasi.jpg 野菜たっぷりの揚げ出し豆腐($9.50)。 teriyaki.jpg 癖になる味のうずらの照り焼き($14.50)。 tori.jpg さっぱりとサラダ感覚で食べられる鴨のたたき($14.50)。

和食ブームである昨今、どこの国へ行っても日本食レストランの看板を目にすることができる。メルボルンでもここ10年で数え切れないほどの日本食レストランが増え、フードコートでは今やテイクアウェイの巻き寿司ショップは「定番」の店舗になっているし、巻き寿司を食べながら歩くオージーの姿も一般的な風景となった。

とはいえ、手頃な価格で、かつ本格的な日本食のレストランを探すのはなかなか難しい…と思っている人は少なくないと思う。

数多い日本食レストランの中でも、和食の基本ともいえる「味噌・醤油・砂糖」をコンセプトに、日本人なら誰もが納得するしっかりとした和の味を提供しているレストランがあると聞き、血が騒ぐ…ではなく胃が騒いだ。

というわけで、今回も期待に胸を膨らまし、いただきます!

メルボルン市内から112番のトラムに乗ること約10分、カジノを背に少し歩くと「大文字」というお店の看板を発見! レストランに入ると、店中に広がるだしの香りにお腹の虫が鳴き出した。カウンターを含め44席ほどのこじんまりとした店内はゆったりとしており、2階には掘りごたつ式のお座敷があるので、グループでのパーティーなどにも利用できる。

今年で開業15年目のこのレストランは、以前メルボルンセントラルにあった大丸百貨店の開業のときにオープン、百貨店の閉店と同時にこのサウスメルボルンに移転したそうだ。「大文字」という店名は、もともとは京都の呉服屋だった大阪大丸がメルボルンで開業したときに大阪大丸により決められた名前だとか。移転から4年経つ今も、当時からの常連客が多く足を運ぶ。

今回は、ご主人、山越さんのオススメ料理4品をいただいた。

まず、最初に運ばれてきたお料理は「揚げ出し豆腐」。テーブルに置かれたその一品は、鉄鍋の中でぐつぐつと音を立てている。口に豆腐を入れると、だし汁の染み込んだお豆腐が口の中でとろけるよう。お豆腐の上には刻みネギがたっぷりと乗っかっていて、おつゆにはたけのこ、にんじんやしいたけなどが入り、具だくさんだ。

次に登場したのは、普段はあまりお目にかからない「うずらの照り焼き」。癖の強いうずらを1時間香草に漬け、甘辛の味噌味で調理されていて、後を引く味だ。つけあわせの温野菜とも合っている。中には量を増やしたメインサイズのオーダーをするリピーター客も多いとか。

続いて、「鴨のたたき」。赤みの残る薄くスライスした鴨を口に入れると、やわらかい!! オレンジソースと付け合せのサラダが絶妙なバランスでマッチし、肉があまり得意でない私でも、オリジナルにんじんすりおろしドレッシングがかかったサラダと合わせて、さっぱりと食べられた。

お腹もほどよく満たされてきたころ、最後に運ばれてきたのが一番人気の「ちらし寿司」。ご飯が見えないほどテンコ盛りになったお刺身にびっくり! 思わず「これがちらし寿司ですか?」と聞いてしまったほどだ。

しかもサケ、まぐろ、ハマチ、カジキ、サバ、ホタテ、イカ…などなど、約10種類もの新鮮なお刺身をふんだんに盛り合わせてあり、どこから食べていいのか迷ってしまうほど。「その日に入荷した魚はすべて乗せる」という、太っ腹のご主人の人柄がこのちらし寿司の1品に表われている。刺身の間には、季節に合わせて、もみじおろしや玉ねぎとパセリをもんだものなど野菜のトッピングも楽しめる。

お刺身にも非常に感動したが、寿司飯もまたおいしい!! 普通の寿司飯とは違い、うなぎのたれを使ったまぜご飯風になっており、味がしっかりと染みていて、さっぱりとしたお刺身にも合う。また青のり、ごま、刻んだガリが絶妙なバランスで寿司飯と混ざり合っているのもいい。お刺身をお酒のつまみにし、最後にご飯でしめる、という食べ方をするお客さんもよくいるそうだ。

ちなみに日本酒や日本産ビールなどもバラエティに富んでいるのはもちろん、BYOで好みのワインを楽しみながらの食事も楽しめる。

また、冬場は鍋料理やすき焼きなどが1人前から注文できるというのも嬉しい。今から冬が待ち遠しい!

ごちそうさまでした!