Sawasdee - いただきます - Dengon Net

Sawasdee

2007-05-31
sawasdee_main.jpg

奥行きのある味わいで本格タイ料理に出合える店

オープン21年を迎える『Sawasdee』。移り変わりの激しいシティ中心部で、長く店を続けられるには何か理由があるハズ。今回は、その秘密に迫ってみた。

oyster.jpg Yum Oyster(1/2ダース$13.50)。

hot_entrees.jpg 手前から時計回りにKanom Pang Na Goong(for 2 $8.80)、Kai Hor By Thoey (for 3 $9.60)、Tord Mun Goong (for 3 $9.60)、Puak Sot Sai (for 3 $9.00)。

tom_yum.jpg Tom Yam Goong($8.20)。

g_curry.jpg Gaeng Keo Wahn Chicken($18.20)。

yum_nuer.jpg 後からくるピリピリ感がたまらない、Yum Nuer ($9.50)。

phat_kee-mao.jpg タイ版牛そぼろ? Phat Kee Mao Beef($18.20)。ご飯と一緒に。

phat_thai.jpg 上品な味のPhat Thai($13.80)。レモンをギュと絞って召し上がれ。

francis_sawat.jpg オーナーのフランシスさん(右)とヘッドシェフのサワットさん。

『Sawasdee』はチャイナタウンの中ほどにあり、連日賑わっている人気店。

トントントンと階段を上がると、「サワディー、カー(こんにちは)」とにこやかに迎えてくれたのが、オーナーのフランシスさん。ホッと心が和む。店内に入ると、天井が高く200席以上ある広々した空間にビックリ。しかも、掘りごたつ式の座敷まである。今回は、ゆったりした空間でいただきます!

お客さんの笑顔が一番大切とオーナーが話すように、楽しい時間を過ごしてもらおうという気持ちが伝わる接客で、リピーターが多いのも納得。メニューについての質問から「コリアンダーは苦手なので入れないで」「辛さ調節をしてほしい」などのリクエストまで気持ちよく聞いてくれる。

最初に出てきたのは、レモンジュース、にんにくのすりおろし、チリがかかったフレッシュ・オイスター。牡蠣はタスマニアからの直送でプックリしていてミルキー。ピリリとしたソースと見事にマッチしている。貝類特有の臭みがなくコリアンダーの香りがいいアクセントになっていて、一捻りある味にこのあとの料理にも期待が高まる。

次は、温かい前菜。今回は特別に一皿に4種類の前菜を盛ってもらった。たっぷりごまがのった揚げ物は、海老のすり身と鶏挽肉を混ぜたものをパンにのせ、ごまを衣に揚げた手の込んだ一品。すりおろしきゅうりの入ったスイートチリソースをつけていただく。パンのサクサクした食感とごまの香ばしさがたまらない。

Pandanの葉で包まれたチキンは、むっちりジューシーで見た目よりさっぱりしている。こんがりきつね色の揚げ物は、プリプリの海老のすり身。食べたあと、ほんのりコリアンダーの香りが爽やか。まん丸の揚げ物はタロイモダンプリンで、タロイモとココナッツミルクの甘みが、どこか懐かしい味わい。

続いて、世界3大スープの一つといわれるトムヤムクン。食欲を刺激する香辛料の香りがたまらない。じっくり丁寧に作られているからか、様々なダシがからんだ深みのある味になっている。辛さは控えめなので、辛いものが苦手な人でも大丈夫。

次は、タイ風ビーフサラダ。ミディアムレアにグリルしたビーフとレタス、赤玉ねぎ、ねぎ、にんじん、レモングラスが、ナンプラーとレモンジュース、チリのソースで和えてあるさっぱりしたサラダだ。

タイ料理の代表格グリーンカレーは、一見脂っぽいかな? と思わせるが、食べてみるとココナッツミルクの甘みがしっかりでていてクリーミー。チキンもふっくら柔らかく、唸ってしまうおいしさ。

牛挽肉とチリ、いんげんの炒め物は、それだけ食べると濃い味だが、ご飯と一緒に食べたら止められない、止まらないこと間違いなし。日本人好みのやみつきになりそうな味。

海老のサワディーソース炒めは、サッと揚げた大ぶりの海老に、辛くてほんのり甘みのある不思議なソースがからんだ一皿。思わず海老を摘んだ指までなめてしまう。ビールのお供にピッタリ。この不思議なソースの秘密は、チリ。チリをじっくりローストすることで、甘みが引き出されるのだとか。お店いち押しのメニューでもある。

平たい麺とたっぷり野菜を甘辛ソースで炒めたパッタイ。ありがちなギトギトした感じではなく、あっさりしていて食べやすい。一人でフラリとランチに立ち寄って食べてもよさそうだ。

オージー向けに甘くしたり、辛さばかりを押し出す店が多いなか、本場の味を大切にしているのが伝わってくる。これで笑顔にならないわけがない!?

ごちそうさまでした!