
Gourmet Pizza Matteo $17.50
Bruschetta for 2 $12
Gnocchi Chicken & Avocado Entree $15 / main $19
Greek Salad $7.50
Gourmet Pizza Tradtional $18
Tiramisu $7
おいしい、早い、リーズナブル三拍子揃った老舗ピザ店
South Yarra駅から徒歩1分の場所に店を構えて37年の『Pinocchio’s Pizza』。地元はもちろん、遠方から、わざわざ足を運んでくれる常連さんや、家族3世代に渡るファンもいるのだとか。オープン当時の雰囲気を残した店内は、どこか家庭的な温かさがあり、タイムスリップしたような気分が味わえるかも。
メルボルンにピザ・レストランは数あれど、老舗と呼ばれる店は数えるほどしかない。Toorak Rd. 沿いにあって老舗となれば、きっとお高い感じじゃないの? と、ちょっと意地悪な予想をしながら店内に足を踏み入れた。ところが、愛想のよいスタッフ、アットホームな雰囲気、豊富なメニューにリーズナブルな料金設定。さらに、BYOでの持ち込み料金は一切なし!と、予想はいい意味で裏切られた。
ちなみに、お店の名前は、イタリアを知らない人でも、簡単にイタリアを連想できるように、『ピノキオ』に決めたそう。そんな話を聞きながら、メニュー選びに迷っていると、オーナーのマルコさんがあれこれとアドバイスをくれた。もう、こうなったら彼にお任せで、いただきます!
最初は、前菜の定番ブルスケッタ。この料理、フランスパンのスライスに角切りトマトとバジルがのって、パンがベチャベチョになっている代物が多く、あまりいい印象を持っていなかった。しかし、ここのはパンとトッピングが別々にサーブされ、パンもイタリアらしく焼きたてのフォカッチャ。ベチョベチョのパンが許せない私もこれには大満足。トッピングをのせるプロセスも楽しく、おしゃべりも弾みそうだ。
次は、チキンとアボカドのニョッキ。クリームベースのソースにアボカドはくどいんじゃないかと思いながら口に運んだが、意外な味わい。クリーム、チキン、アボカドがそれぞれ主張しすぎることなく存在感を出して、絶妙なバランスを保っている。ニョッキはホームメイドで柔らかく、スムーズな舌触り。ニョッキは苦手と思っている人も、ぜひお試しあれ。
口直しのグリーク・サラダをつまんでいると、ピザが登場。今回は、トラディショナルとマティオの2種類。トラディショナルは、チェリートマト、水牛のモツァレラ・チーズ、フレッシュ・バジルがトッピングされた、これぞ王道といった感じのピザ。「牛乳から作ったモツァレラが多く出回っているけど、トラディショナルには、水牛の乳から作られたモツァレラでなくちゃ!」と、こだわりを覗かせるマルコさん。チーズやワイン等は、イタリアから輸入しているとか。
もう一つのマティオには、トマトソース、ロケット、プロシュートがトッピングされている。ロケットのほろ苦さとプロシュートの塩が見事にマッチし、食感も楽しめるピザ。どちらのピザもナポリ・スタイルの生地がサクサク香ばしい。ピザ職人は、オープン時から変わっていないという。なるほど、変わらぬ味を求めてやって来る常連さんが多いのも納得。
そんな来客の中には、メルボルン出身のロック・シンガー、ニック・ケイブや、全豪オープンテニスの開催期間中に必ず訪れる有名テニスプレーヤーも。テニス好きな人は、期間中に通い詰めるとお目当ての選手に会えるかも。
フレンドリーなスタッフとセレブ話しで盛り上がりながら、ピザを完食。そして、締めくくりはティラミス。チーズが前面に出た重めのものや、リキュールを主張させた大人向けのもの等、店によって個性の出るデザート。ここのティラミスは、チーズもリキュールも控えめな、さっぱりタイプ。軽さが特徴のやさしい家庭的な味で、お腹が一杯でも、スルリと食べられる。
次回は、もっとお腹を空かせて、400gもあるというポーターハウス・ステーキか、シーフードのメイン料理にでも挑戦してみようかな。席数も多いので、誕生日パーティーにも使えるな…。
ごちそうさまでした!
