
2007年10月にシティに移転オープンしたばかりのCity Nail’s International Schoolは、大阪に本校を構える美容学校。プロのマニキュアリストからビューティーコースまで、マニキュアを中心した美容に関するコースを完全少人数制で開講しています。学生達は和やかな雰囲気の中、日本では人気職種として注目されているマニキュアリストを目指して技術を磨いています。
モダンなオフィスビルが並ぶ St Kilda Rd. 界隈でも、とりわけ目を引く St. Kilda Rd Tower。その2階にある同校メルボルン校は、授業のない週末にサロンとして使われているだけあって、ピンクを基調とした内装は、オフィスビル内とは思えないほどの別世界です。
この日の授業は、アートを中心にプログラムされているネイルカルチュアコース中級の5段階目で、“高度なアートの描き方”を勉強します。自分の都合に合わせて授業時間が選べるため、今日の出席者は2名です。
“南の島”をイメージした見本を参考に、各々のパレットに数種類のアクリルカラーを用意していきます。
「自分の感性で、自分がいいなぁと思ったらそれでいいんですよ」と、ヨリコ先生。まずはチップに図柄を描いていきますが、色の乗せ方、重ね方などを丁寧に指導してくれます。
同コース1時間半の授業の間に、同じ図柄をチップに2つ、自分の爪に1つ描きます。3つ目の自分の爪への作品が格段に上手になっているのは、和気藹々とした雰囲気で進んでいく授業の中で、技術的ポイントをしっかりと抑えている為と深く納得しました。

ヨリコ先生はアメリカでマニキュアリストと美容の勉強をした後、1997年に大阪本校を立ち上げ、ハワイ校も開校。メルボルンに来たのは7年前。いろいろなネイルサロンを試してみたものの、満足のいくサロンに出合えなかった為、自分でメルボルンにもスクール兼サロンを作ってしまったといいます。
「日本のマニキュア技術は世界でも最先端です。日本人は元々美的センスが高いので、少し専門的な勉強をするだけで、すぐに上達するんです」。

それだけに教え甲斐もあるといいます。学生は皆、日本に帰ってからの就職を目的としており、メルボルン東部にあった旧スクール以来、卒業生は56人。皆日本に帰ってからマニキュアリストとして働いているそうです。
同コースは、27時間でマーブルアート、フレンチアート、ペイントなど6つのネイルアートの技術を学びます。また、初級ではネイルの基本を、上級ではつけ爪全般について学びます。現在、同校のマニキュアリストコースは、本格的なプロフェッショナルとインストラクターコース、3つのレベル別ショートコース、手軽な1日コースの他、新しく一般英語とネイルをセットで勉強できるコースも開講されました。
授業はすべて自由に、自分の都合の良い時間に予約を入れて受けられる為、学生やワーキングホリデーメーカーに人気があるそうです。
「ネイルに興味があったら、気軽にのぞいてみてくださいね」とヨリコ先生。コース修了後でも、技術職であるマニキュアリストにとって大切な練習が、スクール内のネイルポリッシュを使って、存分にできるそうです。
“アートの才能は不要” というマニキュアリストコース。自由な時間を有効活用して、技術を身に付けてみては。
