Diploma of Community Welfare Work Stott’s College - 授業突撃隊が行く! メルボルン編 - Dengon Net

Diploma of Community Welfare Work Stott’s College

2007-10-31
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120年以上の歴史を持つ同校の中で、今年1月に開講したばかりのDiploma of Community Welfare Workは、早くも注目を集めている人気のコースです。学生達は日本で一般的にイメージされる“社会福祉”よりもさらに広い範囲に渡って、“人との関わり方”をメインに、オーストラリアでの社会福祉士を目指して勉強しています。

オシャレなカフェやレストランが軒を連ねるLygon Streetの昼食時。ピザの香ばしい匂いが漂う、その真ん中にキャンパスはあります。この日の授業はCommunication Skillという学科で、長年に渡って社会福祉のトレーナーをしていたというジャッキー先生と共に、ミーティングの進め方を勉強しています。

公式な会議と、仲間内での集まりでの自己紹介の仕方、言葉の選び方の違いを考えた後、議題に関する詳細を集め、情報をシェアしながら、何が問題となっているのかを検討し、話し合いまで到達。

「ここで重要なのは、いかにじょうずにコントロールしながら出席者に発言をさせるかということです。が、誰もが要領良く話せるわけではなく、だからといって発言を遮ることは失礼だし、相手を怒らせることにもなり、ミーティングはうまく進まなくなりますよ」。

コミュニティーでのミーティングに参加しうる、いろいろな社会的立場の人々を例に挙げながら、意見の一致への導き方を説明していきます。

「学生の中には公式、非公式を問わず、ミーティングというものを経験したことのない人もいますが、社会福祉という“人”に対する仕事の中では、コミュニケーションという意味でミーティングはとても大切なことです」と話すジャッキー先生。富裕層と貧困層のギャップがますます広がっていくオーストラリアでは、まずは行政に携わる人々に、いかに社会的弱者にも平等なチャンスを与え、より良い生活をしていく手助けをするかを教育するために、社会福祉というコースは必要だといいます。   「福祉というと、日本ではまず高齢者や身障者へのケアが一般的ですが、オーストラリアでの福祉はもっと幅広いんです」と話すのは、Marketing Executiveの小川ひとみさん。多国籍国家といわれるオーストラリアでは、それぞれの出身国の文化を持つコミュニティーや難民受け入れへのサポートも社会福祉の仕事に入っているのが特徴といいます。

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コースは2年間のフルタイムで、現在1、2期生約50人が学んでおり、コース修了時には Diploma of Community Welfare Workの国家資格と、Australian Institute of Community Workers登録の権利が得られます。

授業は特にコミュニケーション・スキル、ネットワーキング作りとその活用法に重点を置いています。これは、“人を助ける”社会福祉士には、クライアントとの信頼関係の上に成り立つコミュニケーション、またそのクライアントが抱える問題を解決するために、専門適任者に託すための人脈作りが不可欠となるからです。

就職先は公的機関や施設、学校、自助団体などでのカウンセラーやスタッフ、アクティビティーコーディネーターなどですが、マネージメント的な要素が主となるので、法律、財務、会計といった管理・運営面の勉強も含まれています。また、コース期間中には最低400時間のワークエクスペリエンスがあり、自分の興味のある社会福祉分野で働きながら、実践を身に付けていきます。

「自分を振り返って、今までの経験をいかに人助けのために役立てていくか、を考える点では“自己開発”もできるコースです」とひとみさん。2年後の第1期生卒業が今から楽しみです。

「Stott’s Collegeってこんな学校!」

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三田悦子
入学して3ヶ月
コースを通じて英語力が向上し、オーストラリアでの社会福祉、コミュニティーやカウンセリングのあり方を勉強することで、“どのように人を助けていくか”がわかるようになりました。先生は社会福祉分野での経験が豊富なプロフェッショナルなので、授業科目以外でも学び取ることが多く、満足しています。

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小宮寛行さん
入学して3ヶ月
プロのブレイクダンサーとして8年間活動してきた中で、人とのコミュニケーションが好きなので、このコースを選びました。勉強を始めてから、Welfareというものが、高齢者ケアに留まらず、子供から若者まで実に幅広い層への福祉だとわかってきました。コース修了後はダンサーも続けながら、社会福祉士として就職して、永住権を取りたいです。