技能独立地域移住(Skilled Independent Regional)について - 豪州ビザ指南 - Dengon Net

技能独立地域移住(Skilled Independent Regional)について

2004-08-01

今月は、ポイント制の技能ビザカテゴリで合格点に達さなくても、オーストラリアの地域部で居住しながら働ける「技能独立地域移住」カテゴリ(SIR)について説明します。 オーストラリア連邦政府は、州・準州政府と提携して各州を活性化するために次の様な計画を導入しています。

・各州における技能者の不足分野の指摘 ・海外の事業者による新規事業、合弁事業設立の奨励 ・都市間における技能移住者の均衡な定住の促進

上記の州単位による地域移住政策の下では、州政府が独自に獲得したい技能移住者の職種や数を決めることができます。州政府は各自の開発計画に基づき、本政策への介入の度合いを決めます。先月号では、今年7月より導入された3年の暫定的な在留ビザを簡単に紹介しましたが、これも連邦政府による政策の一部です。

SIRとは、技能独立地域移住のことで、3年の暫定的ビザです。このビザにより、オーストラリアで資格を取得した申請者は、オーストラリアに在留しながら働ける機会を得られます。その条件として、少なくとも1年は地域部に居住する必要があります。地域部には、アデレードを含む南オーストラリア州、タスマニア州、ノーザン・テリトリー等が含まれます。

SIRの申請には、次の条件を満たしていることが必要です。 ・年齢が45歳未満であること ・中級程度の英語力があること ・最近の職務経験があること(申請時より18ヶ月以内に最低12ヶ月間 は、技能職業に携わっていること)あるいは、 ・オーストラリアで2年間のフルタイムのコースを終了したこと

SIRは永住ビザではありません。あくまでもこれは暫定的な在留ビザであり、3年のビザ有効期限内に少なくとも1年間は地域部に住まなければなりません。その後は永住ビザへとステータスを変更する資格が与えられます。また、申請者によっては、財政面での保証が必要とされる場合もあり、これは家族およびコミュニティサービス省(あるいはセンターリンク)により承認される必要があります。

地域部で過ごす期間に関しては、地域部で1年間勤務する、あるいは2年間居住することが条件です。他の技能ビザと同様、財政年度毎にビザ数が決められているため、条件を満たしているなら迅速な行動が決め手となります。永住権の取得を希望される方で、ポイント制である技能カテゴリで、合格点に満たない場合は、このカテゴリを検討しましょう。