2005年4月1日から独立技術ビザ(国内申請)の申請パスマークがこれまでの115ポイントから120ポイントに上がりました。永住権申請を考えている皆さんには少し残念なニュースですね。この先、またポイントが上がることはあるのでしょうか。
今のところ、上がることはまずないだろうという意見が優勢です。その理由として、現在、オーストラリアの失業率が5%で、これは近年にない低い数字であり、国内の雇用率が高く、仕事がまだ豊富にあるということが挙げられます。しかもいまだに技術職での人手不足が続いていること、高齢化が進んでいることもあり、しばらくは技術移民者の需要が続くことが予想されます。ですから、今回の120ポイントに続くポイントアップは、この先しばらくは考えられないと推定できます。
雇用指名計画 (Employment Nomination Scheme) にも最近変更がありました。技術の能率化、技術を上げる要請、最低技術、最低賃金設定の導入という変更です。現在この種のビザクラス関連のリストは、以下の三つになります。
1.Skilled Occupation List (SOL) 2.SSASSL(家族、親戚がこちらに住んでいて、SOIに載っている技術を持つ人) 3.Employment Nomination Scheme Occupation (IENSOL)
また、移民局では労働市場テストを廃止し、オーストラリア国内からの国外申請 (Offshore Application) を廃止しました。
もう一つの大きい改正は、2005年7月1日から、TRA(技術査定機関)が、実用的な技術基準の設定を目的として、最低900時間の関連職での実務経験を査定項目に導入するという規定改正を決めたことです。
このため、現在(ヘアードレッサー、パテシエ、調理師など)商業資格取得のために勉強している方たちは、査定時に有効な証明のできる職探しをしなくてはなりません。このTRAの新規制対応策については、学校や関連組織に問い合わせておくことが大切です。
年齢が45歳以下で、最近の実務経験のある技術保持者、または最近(6ヶ月以内)オーストラリアで勉強し、資格を取得した方にはオーストラリア移住の可能性が大いにあります。
自分の力でビザ取得の可能性を確認することは簡単ではありません。オーストラリアの永住権申請を考えている方にはプロの査定をお勧めします。きちんとしたアドバイスと査定を受け、自分の状況をしっかりと確認しましょう。
